この人を聴くのは初めてです。たまたまテレビで見かけたので,たまにはバイオリンでジャズなんていうのもいいかと思い,スピーカーの音質チェックも兼ねて買ってみました。バイオリンという楽器の性質もあるのでしょうが,ファンのかたには申し訳ないですが,少々辛目の評価となりました。
このレビュー欄は買おうかどうか迷っている人の参考になるようにあるのだと思うのですが,マイナスの評価内容を投稿すると必ず「参考にならなかった」という票が増えますよね。きっとファンの人が一生懸命「いいえ」のボタンを押しているんでしょう。それはそれでいいのでしょうが。
さて,このアルバムについてですが,情熱を込めて一生懸命演奏しているのでしょうが,一生懸命すぎるのかなんだか,面白みがないというか,そっけないというか,情熱が情熱として伝わって来ない。テクはあるのでしょう。ただ,自己陶酔に聴衆を引き込むタイプのプレーヤーは少なくないですが,このアルバムでは本人の陶酔感は伝わって来るものの,聴いている私を酔わせてはくれませんでした。そもそもジャズではないですね。また,バイオリンよりもギターの演奏の方が冴えていました。
曲はスタンダードですし演奏に品もあるので,小音量でBGMと的にイージーリスニングとして聞くなら。もう一個星を加えてもいいかも知れません。そんな中にあって,1曲目と10曲目はちょっとよかったですね。新しい録音なので音質は良かったです。