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マインド・タイム 脳と意識の時間
 
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マインド・タイム 脳と意識の時間 [単行本]

ベンジャミン・リベット , 下條 信輔
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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マインド・タイム 脳と意識の時間 + 「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

脳だけが知る真実! ヒトは実は「遅れて」生きている! 自由意志、心脳問題、無意識と意識など人間をめぐる究極の謎が明かされる。40年に及ぶ研究による驚くべき発見の経緯と脳や意識をめぐるあらゆる仮説への明解な論評。

登録情報

  • 単行本: 282ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2005/7/28)
  • ISBN-10: 400002163X
  • ISBN-13: 978-4000021630
  • 発売日: 2005/7/28
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
65 人中、64人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By izumone
形式:単行本
 著者の発見の概要は,すでに多くの類書で言及されています。しかし,それらを発見者自身のことばで語ってくれる成書で,日本語で読めるものは今までありませんでした。著者の研究をもっと知りたいと願っていた者にとって,待ち望んでいた本でした。

 外界からの刺激に主観として「気付く」前に,脳はそれをとらえている。行動を起こそうと「思った」ときには,脳はすでに行動化に向けての活動を開始している。これらの「事実」を示されると,「私」という意識は,実は主体の座にいなかったのかと思われはじめ,「自分」という,あたりまえに感じられていたものが突然拠り所を失った感じがします。

 著者の研究の過程では,実験結果が隙なく組み立てられ,見事な構築物を造り上げているようです。そのため,著者の主張は圧倒的な説得力をもって迫ってきます。読後に世界の見え方が一変してしまう。しかもそれは,われわれが日々最も身近に経験している主観的体験に関わる驚きです。

 さらに著者は,「意識を伴う精神場理論」という仮説を提唱します。全てを事実に語らせてきた著者が,未知の「場」という仮定を,説明のために導入するのに面食らいました。しかし著者は,この仮説は実験的に検証可能であるとし,その計画まで提示しています。その評価は今後の研究を待たねばならないのでしょうが,大きなブレークスルーがあるのかもしれません。

主観的意識という,最もなじみのある,しかし最も謎に満ちた現象の理解が,新しい段階を迎えるかもしれない。本書を読了して,とても面白い時代に生きていると感じました。
このレビューは参考になりましたか?
55 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 意識・心を扱った書籍には、ほとんど間違いなくリベットの名が登場する。脳科学に興味のある方なら、どこかでリベットという研究者の名前を聞いたことがあるはずである。また、そのリベットが行った研究のうち、最も引用されるものが二つある。ひとつは、光の仮現運動の研究、そしてもうひとつが意識体験がニューロン発火の後に生じる、という研究である。

 彼の研究内容はあまりにセンセーショナルな内容であったこともあり、多くの書籍や文献で引用されている。しかしながらそれだけに実際に原著に当たってみたという人はそれほど多くないのではあるまいか? たくさんの本を書いておられる大先生でも、実はリベットの研究の方法論など、詳しいところは読んだことがない、という人もいるくらいである。ましてや科学が好きな一般の人々は原著論文なんて・・・という感じであったろう。

 そんな中、リベット自身による研究内容のまとめとも言うべき本書が翻訳されたのは非常に意義のあることである。内容はぜひとも読んでその面白さを味わっていただきたいが、まず何といっても研究者自らの執筆のため、記述にあいまいな点がなく、読み進めやすいのが良い。研究内容としてはかなり高度なことを行っているのであるが、一般科学書には珍しい「ですます調」で訳されていることも読みやすさに一役買っている。このあたりはさすがに訳者の力量が光っている。

 また、ただの研究報告書に終わらず、リベット本人の考察が明快に述べられているのも興味深い。「意識と心」というある種あいまいな領域であるがゆえに、一般科学書といいながらも珍説愚説を書き並べた本が多い中で、リベットの大胆な、それでいて現在の研究結果から言えること以上のことを読者に押し付けない謙虚な科学者としての考察は好感が持てる。

 専門的な知識が特に無くとも読み始めることができる。科学に興味のある方にぜひお勧めしたい一冊。
このレビューは参考になりましたか?
27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書では、

「感覚が脳で知覚されるまでには0.5秒かかる」

「私たちが行為をしようと決定したと思う瞬間よりもずっと早く無意識に意思決定している」

という、私たちの直感に反する驚くべき発見が、どのように実験で示されたのか、が述べられています。

この発見内容を、素直に受け入れられるなら、本書は読む必要ないかもしれません。

どうして、そんなことがわかるのか、聞かないと納得できない(皆、そう思うでしょう)、という人のための本のような気がします。

そういう、何を説明しようとしているのかがわからずに読むと、結構キツイかもしれませんね(私はキツかったです・・)。

しかし、この内容たるや、画期的なことであり、意識の問題を考える上で無視はできないでしょう。

あと、最後に「物質からどのように精神が起きるのか」という問題について筆者の仮説が述べられています。これも興味深いのですが、あくまで仮説(というか推測)ですし、「意識の遅れの発見」ほどのインパクトはないですね。蛇足でした。
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投稿日: 2008/4/24 投稿者: θ
非常に興味深い内容だが、読むのに根気がいるのが難点
... 続きを読む
投稿日: 2008/2/25 投稿者: まる・ち
意識とアウェアネス
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投稿日: 2006/1/2 投稿者: 清水泰行
脳の活動と自由意志
日本を代表する認知科学者(といっても海外の大学にいるのですが)下條信輔さんの翻訳ということで目を通してみました。... 続きを読む
投稿日: 2005/9/24 投稿者: マクシ
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