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マインド・ウォーズ 操作される脳
 
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マインド・ウォーズ 操作される脳 [単行本]

ジョナサン・D・モレノ , 久保田 競 監訳 , 西尾 香苗 訳
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,604 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

近未来 脳科学で、恐怖や眠気を感じない人間、自分で急激に傷を治せる人間が生まれ、他人をロボットのように操作できる!?
本書では、思考を読み取る技術、薬物や電子的な手段による兵士の能力増強、脳から直接マシンに命令を送るシステム、脳に致命的なダメージを与える薬物を搭載したウイルス、敵を殺さずに無力化する化学物質など、米国防総省国防高等研究計画局(DARPA/ダーパ)が研究する先端脳科学についてわかりやすく解説する。

先端脳科学を使えば、(1)相手の思考を読み取る、(2)思考だけで物を動かす、(3)記憶をすべて完全に残す、(4)恐怖や怒りや眠気を感じなくする、(5)外気に合わせて体温を変動させて冬眠する、(6)炭水化物型代謝を脂肪分解型代謝に切り替えてダイエットする、(7)傷を急激に治す自己治癒力を高める、(8)他人をロボットのように自在に操作する――といったことが近未来に実現する!? 驚くべき、最先端・脳科学の真実!! これは、SFではない!!

“米軍が、正常な生物学的パターンに手を加えて戦闘用に改変しようと考えるのは、今にはじまったことではない。DARPAは最近、兵士の能力増強に関心をもっている。睡眠だけでなく食物なしでも活動可能な兵士を目指し、さらに自分で傷を治す兵士までも構想しているのだ。「代謝優勢(メタボリック・ドミナンス)」というプロジェクトがあって、「栄養補助食品」の開発を目指している。栄養価が高く、兵士の耐久性を大幅に向上させるピルをつくろうとしているのだ。”(本文より)

内容(「BOOK」データベースより)

先端脳科学を使えば、相手の思考を読み取る、思考だけで物を動かす、記憶をすべて完全に残す、恐怖や怒りや眠気を感じなくする、外気に合わせて体温を変動させて冬眠する、炭水化物型代謝を脂肪分解型代謝に切り替えてダイエットする、傷を急激に治す自己治癒力を高める、他人をロボットのように自在に操作する―といったことが実現する!?米国防総省国防高等研究計画局DARPAが研究する、人の脳を電気的に、あるいは化学的、物理的に操作して人類に革新をもたらすテクノロジー。これは、SFではない。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: アスキー・メディアワークス (2008/9/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4048673629
  • ISBN-13: 978-4048673624
  • 発売日: 2008/9/25
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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44 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書を読むまで、「現代の脳科学で実現できることなど、まだまだ限定的」と
高をくくっていたが、米軍の「脳を操作する技術」により、
これほどの事がすでに実現可能なのだ、 という事実に、非常に驚くとともに、
激しい興奮と恐怖を覚えた(その実現を抑制しているのは人の倫理というか細いものだ)。

やはり人間存在=脳なのであり、それ故、その脳を化学的、物理的、電気的に操作してしまえば、
人間存在自体が根本的に変わってしまうわけである。
それはSFのような超人の誕生をもたらしうる。

恐怖や痛みを感じずに敵に突撃し、見聞きした全情報をすべて忘れずに記憶し、
裂傷を受ければそれを即座に自己修復し、極寒の地に食べ物なしで放り出されたら
冬眠して何年もやりすごし救援を待つ・・・
空港などでは全客の脳内をスキャンして危険人物を割り出し、特殊な音響砲を
その危険人物にだけあてて失神させる・・・
果ては兵士を完璧に人形のように操り(実際の人間を使ったWARシミュレーション
ゲームのようだ)、敵兵の脳に致命的なダメージを与えるウイルスを散布し・・・
先端技術は、実はすでにそこまで来ていたのである。
それを有効活用するも悪用するも、すべては現代を生きる人間の倫理観に
ゆだねられている。そこに横たわる問題とは何か、そして脳と心の関係とは?

非常に丁寧な訳注186個がページ下部に配されており、脳科学初心者でも
SF感覚でどんどん読み進められる、SFではない本当の話。
ここまで刺激的なエピソードとその科学考証に事欠かない科学読み物も珍しいだろう。

金融資本主義が崩壊しつつある現代に生きる我々は、あるいは脳科学の面でも大いなる
人類変革の夜明け前に立っているのかもしれない。
人間は結局「脳」であり、その視点から近未来の戦争は大きく一変すると強く感じた。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ahum
形式:単行本
タイトル通り「操作される脳」という事になれば、
これまで踏み入った事のない「神の領域」となる。

その領域に対して、どういったガイドラインを設けるのか?

マインド・ウォーズが進めば、現在の「核」と同じでルール無視の「マインド兵器」を作る国や集団も増えて、
収集が付かなくなるのでしょうね。

また、軍事技術が様々な民生技術に転用され、もしくは共用され今後、我々の生活を一変する技術の一端が垣間見え興味深い。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
帯の文句は「これはSFではない」。本書は、米国防総省高等研究計画局(DARPA)が研究する先端脳科学についてわかりやすく解説したもの。先端科学の知見についての豊富な解説と、国がその知見を戦略的にどう使おうとしているかについての解説の両方がなされています。脳科学においても他の科学と同様、科学によってもたらされる「恩恵」と「害悪」の両面が常に存在します。DARPAの補助するベンチャーでは、サルやネコの脳に電極を差し込んで、それをたとえばロボットアームにつなぎ、サルやネコが実際に動かずに脳の中で意図したこと(あのエサ取りたいとか)をロボットが代わりにやるシステムを開発。これは、うまく使えば、手足を自己や病気で欠損した方を補助するロボット器具の開発に有用ですが、国としては、サイバー兵士のようなものの開発に使いたい(実際の兵士が現地に行かなくてすむかも)。ちなみに、脳神経の機能を緻密に把握すれば、マインドコントロールに陥ったと主張する人(知的には優秀だが、わたしは政府に洗脳されてますと平然と主張するアメリカ人がかなりいる)の脳の動きを解明し、それを解くこともできるかもです(たぶん逆も可なり)。また、兵士の脳に、大脳皮質に流れる血流やパルス(神経に流れる電流)を把握する遠隔センサーを差し込んでおけば、戦争の際、それを受信・分析する指令本部では、「あ、こいつストレスたまってるな」とか「戦意が落ちてるな」とか「きょうはこの兵士の判断はいいな」とか把握できて兵士の有効な配置も可能です。そうなると研究における興味は、兵士の「ストレス]「疲れ」、「空腹」の感覚を弱める手段の開発にも向きます。や恐怖を感じる遺伝子を除去したマウス(ノックアウトマウス)を開発したのは、我らがノーベル賞受賞者、利根川博士の研究チームですが、これを有効に使えば、誰でも挑戦的な行動を取ることが可能ですが、戦闘の際、兵士にますます危険な行動を取らせることができます。悲惨な記憶の部分を弱めることも投薬によって可能(心臓治療薬のαブロッカーでその効果を確認)で、たとえば幼い頃の虐待の記憶を弱めることも可能(ただし、基本的には人間はこういう記憶を忘却する脳の機能があるし、人は幸福な記憶だけで生きていけばいいのかという倫理的な批判あり)ですし、悪用すれば、「自分が行った殺人の記憶の部分」を除却することも可能になってしまいます。
 さらに記憶を消した上で書き替えも可能(おまえは○○の使徒なのだ)ではないかという研究も進行中。興味深い話のオンパレード(パチンコやの大音量のマーチは、遊技者の集中力を乱すのが目的〜でないとじゃんじゃん玉が出ちゃう〜ですが、パナマのノリエガ将軍が立てこもった際、アメリカ軍は、ガンズ・アンド・ローゼズを拡声器で大量に流し、将軍が苦痛に耐えかねて投降)ですが、ロボトミー手術や電磁波・電波ショック治療などの、これまでの脳の治療と研究に関する流れも概観でき、便利です。
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