この本は、マインドマップそのものの描き方については説明がありません。
マインドマップそのものの描き方を学びたい方は、他書籍を当たらなければなりません。
この本は何者かというと、マインドマップを使用した読書ノートのつけ方を説明した本です。
ただ、読書ノートをつけるには、読書をしなければ始まらないので、読書のやり方についても触れています。
そういう意味で「読書術」なんでしょう。
ところで、この本の監訳者の近田先生は、フォトリーディングを習得されています。
フォトリーディングは、いわゆる速読法の1つで、その流れの一環に「マインドマップでまとめる」作業があるわけですけども。
では、この本はフォトリーディングに関係しているかというと、ほとんど関係していません。
フォトリーディングで使用する技法と同じ技法について説明されていますが、その程度です。
フォトリーダーの方が、フォトリーディングとしてのマインドマップ作成方法を知りたい場合は、最終章の「マインドマップ読書ノート術」のみが役に立つかと思います。
この本は、トニーブザン天才養成講座の1シリーズであるために、
マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座) (トニー・ブザン天才養成講座 1)を日本で出したために、この本も出した、そういうものではないかと思います。
ただ、このサイズ、この厚さでこの値段、いささか高いように感じるのは気のせいでしょうか。
翻訳本にこだわらずに、日本人著者による解説本を書いたほうが、値段も抑えられるし、値段が抑えられればそれだけ売れていくと思うのですが。