のっけからオウム真理教の話である。著者は第七サティアンに突入した時の、唯一の自衛隊員だったのだ。 そして、オウム真理教の備蓄する化学兵器の量と質に震え上がったのだ。そして、こう断言する。
「科学専門の幹部によると、狂信的な信者だけで作れるような代物ではないとのこと。海外の軍事関係者の本格的な支援がなければとてもできない。
オウム真理教は当時から、日本近隣の某国との関係が噂されていたが、かといって直接海外の軍という国家レベルと直接交流するのは考えにくい。双方に共通の接点のある仲介組織や団体が想定された。」などと書いてある。
そのほかに、最近、アメリカの公文書公開によって、かねてからの噂が裏づけられつつあるGHQによる日本への思想の刷り込みの具体的な内容。 宗教を隠れ蓑とした謀略、GHQが決して飲もうとしなかった塩素入り水道水の意味、
化学物質で汚染された食卓、そして私達をコントロールしているテレビ、新聞などのマスコミ操作。 湾岸戦争、イラク戦争で日本が供出した多額の支援金の行く先の恐ろしさ。それはひとえに仕掛けた人間がそれを手にする計画が初めからあったのだ。
そこには、かつて東西の国家思想が存在し、それを意図的につくりあげた影の支配層の思惑があるという。
1995年にオーストラリアのハワード外相と会見した中国の李鵬首相の公式会談の席上で、李首相は「日本など、あと20年もしたら世界地図から消えてなくなっている」と発言。しかし、それを伝えるマスコミは日本には、ほとんどない。その理由はなぜなのか。
これだけの驚愕の事実を現役の自衛官がよくぞここまで書いたものだと、その勇気を称えたい。
その情報の量と質から、読者は恐るべきこの国家の行く末を憂うことになろうが、それは大切なことである。 日本国民ならばぜひ読んでみられたい。