去年『SOUL SESSIONS』というカバーアルバムでイギリスから16歳の若さでデビューしたジョス・ストーンのセカンドアルバムです。イギリスっていう国はソウルミュージックに対する造詣の深い国で、ビートルズの頃から始まって、80年代にもポール・ヤングやシンプリー・レッドのミック・ハックネルなんて人がいましたけど、まだ17才と若いジョスも偉大な先輩たちに負けないくらいの才能にあふれたボーカリストであることがこのアルバムで証明されていると思います。この一枚でアメリカのソウルミュージックの歴史を垣間見ることができると言っては大袈裟ですけど、マイアミソウルのベティ・ライトがプロデュースで参加していたり、モータウンサウンドの重要なソングライターだったラモント&ポール・ドジャーが曲づくりに加わったり、フィリーソウルの立役者だったトム・ベルもストリングスアレンジで参加。また、70年代終わりから80年代にかけて一世を風靡したシックのナイル・ロジャースもギターで参加とかつてのブラックミュージックの雄たちが結集。デスモンド・チャイルドも曲作りに参加してロック的フィーリングを加えていることも見逃せません。これだけの人材を集めてしまったのもジョスのボーカリストとしての輝きがあったからこそ。自分のカラーを出し切って一枚のアルバムに見事にまとめあげています。個人的には今年ナンバーワンのアルバムとなるかも。。。