第1章の「ロボットをこうして作ってきた」は加藤一郎先生(故人)執筆の研究の小史(早稲田大学でのロボット研究を中心に)とマイロボットのコンセプトの提案、第2章は高西淳夫先生執筆のロボットのアームとハンドを中心としたセンサーやアクチュエータなどの構成要素と自動制御の解説、第3章は菅野重樹先生執筆による産業用ロボットや製造業以外で働くロボット応用の解説、第4章は同じく菅野先生執筆の将来ロボットとしてのパーソナルロボット(マイロボット)、宇宙ロボット、マイクロメカニズム(ロボット)が解説されます。
第5章は執筆にあたられた上記の早稲田大学の3先生によるロボットの考え方や将来のロボットについての対談をまとめたものです。この章に筋電義手WIMEハンド(1978年)も紹介されています。
1990年12月発行の本書のページを久しぶりに開き、研究の進歩とともに淘汰されていったものについて考えさせられました。この本の存在も歴史的な観点から考えるべき時代となったようです。