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マイルスの夏、1969 (扶桑社新書)
 
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マイルスの夏、1969 (扶桑社新書) [新書]

中山 康樹
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

マイルスを巡るエレクトリック・サークルの謎に第一人者が挑む。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中山 康樹
1952年大阪府生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 268ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2010/1/30)
  • ISBN-10: 4594061397
  • ISBN-13: 978-4594061395
  • 発売日: 2010/1/30
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
本書はマイルス作品の2巨峰イン・ア・サイレント・ウェイとビッチェズ・ブリューの録音セッションを中心に、マイルス・イン・ザ・スカイから始めてオン・ザ・コーナーが視界に入ってくる時点までの、マイルスの創造した音楽の変遷をまとめた好著。

マイルスの周囲に多くの人々が集まり、離れてゆく。彼らが何をマイルスに与え、マイルスは彼らに何を与えたか、その分析は簡潔・的確だ。巻末の諸作品解説も重宝。本文の記載を繰り返している個所もあるが。

本書はまた、ジミ・ヘンとジャズの大御所との接点、共演が未遂に終わった顛末、あり得たかもしれないジャズとロックの未来も語る。クィンシー・ジョーンズ、ジミ、そしてブルース・リーが同じ高校の出身だったとは!

また、テオ・マセロがS&Gのアルバム「卒業」のプロデューサーだということに初めて気づいた。同作がヒットしてテオがスタジオを自由に使えるようになったことが、マイルスのスタジオでのジャズ革新につながった。風が吹けば桶屋が儲かる式の話だが、そういったディテールも豊富。

多くの人、事績を扱うので、年表と索引が欲しい。
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形式:新書
 待望の中山氏による『ビッチェズ・ブリュー』本。それまでバラバラに知っていた事実が有機的に結び付けられた感じで、その当時の空気が見えてくるような快著である。書いてあることには大体同感であり、反対にこれ以上はもう判らないだろうなぁという感じもする。
 テオ・マセロもいない現況では、残りの生存する参加者の記憶が頼りだが、どの人ももうかなり怪しい。今回残念だったのは肝心の3日間の録音作業のディティールが今ひとつだったことだ。インナー・スリーブの写真等を含め、どこかにこの数日間をドキュメントできる資料が残っているのではないかと思う。音源は「コンプリート」で大体出尽くしていると思うので、あとは何が残っているかだ。「ロスト・クィンテット」についてもビデオや音源がまだ残されていると思う。
 『オン・ザ・コーナー』編が楽しみ。
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形式:新書
 制作過程について詳しく検討している本で面白い。叙述スタイルは最近の大学研究者的なものでこれはすぐに古びるかもしれない。
 音楽を作るのはいったい誰なのか、そして私たち聴者はいったい音楽の何処を聴いているのか、という点をあらためて考えさせられた。
 各演奏者の演奏の細部表現や音色、つや、切れなのか。それら音を磨き、拡がりやエコーをつけ、タイミングのズレやミスを綺麗に整え、音に強さやアタック感やしなやかさ、色彩を付けるスタジオのエンジニアなのか。音楽の構成や方向感、意匠をつくりだす人間なのか。それを大衆レヴェルの事象に、たくみな言葉でわかりやすくどぎつく色づけし、アーティストを神格化する宣伝者なのか。
 各人が「あれができたことに貢献した者は私だ」と言いたがる世界で。
 よい本です。オン・ザ・コーナーについてのものも出るそうで楽しみです。
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