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27 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ボクシングを超えた名作,
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レビュー対象商品: マイノリティーの拳 (単行本)
著者が“この本の為に人生を賭けた”“アメリカでの10年に1秒の後悔もない”と、言う力作。マイク・タイソン、ジョージ・フォアマン、マービン・ハグラー、 ホセ・トーレス、アイラン・バークレー、ティム・ウィザスプーン といった名王者達のノンフィクション。 著者が10年を賭けて作り上げたチャンピオン達との人間関係が基盤 になっているので、これ以上ない程の重みのある言葉が詰まっている。 ボクシングを引退した後も、他分野で活躍するチャンピオン、 引退後、貧困にあえぐチャンピオン、それぞれ違う人生を歩む中に 人生の厳しさと同時に、それぞれの境遇を生き抜いていく力強さが リアルに書かれている。 身が引き締まると同時に、パワーが沸いてくる文章。 ボクシングファンはもちろん、ボクシングに興味がなくても、 十分に得るものがある作品である。
31 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
黒人が故の貧困と離れられない元王者たち,
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レビュー対象商品: マイノリティーの拳 (単行本)
私自身ボクシングについても登場人物の殆ども知らないのだが、それでも充分に楽しめた。元世界王者と聞くと、引退後もスポンサーがついていて、ジムオーナーになったり他のビジネスで成功しているアメリカンドリームの代表格と思い込んでいた。 ところが、彼らは競走馬よろしくプロモーターに食い物にされ、使い捨てられていく。 そして40歳を遥かに超えて尚リングに立ち続け、生活の糧を掴む。 このような悲しい出来事が、米で広く知られているのかは不明だが、そうであってもその世界に挑戦せねばドラッグの売人をするしかない貧民街の人々や、米のことわざ通り“軋む音を立てる者には油が注される”を信じ努力をし続けるハグラーのような人に読者は悲しみに満ちた思いをめぐらすだろう。 引退後のこのような決して恵まれていない姿を取材対象としたのも、取材を可能にしたのも、著者もまた不運な怪我で試合はしなかったもののプロライセンスを持つ元ボクサーであるからであろう。 にもかかわらず過剰に専門的な文章に陥らず、一般読者にも分かりやすい読み物であった。
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「アメリカンドリーム」,
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レビュー対象商品: マイノリティーの拳 (単行本)
5名のチャンピオンボクサーの姿が、リングを通して浮かび上がる。拳ひとつで彼等が王者になるまで、そしてそれからの人生とは。人に裏切られてなお生活の為リングにあがる男たちの姿。 「自信がなければリングでは勝てない。自信がない、という時点で、そのファイターは敗者さ。人生も同じだろうね」というハグラーの言葉が最後に突き刺さる。 マイノリティーという問題は、日本ではあまり関心を持たれない。しかし、日本でも弱い立場の迷える人間はたくさんいる。 読んでみると、最初からボクサーを目指している人がいない事がわかる。紆余曲折を経てボクシングに出会っているのである。 4人の子供を一人で育てる為に戦うウィザスプーンが人間らしくていい。 アメリカンドリームの現実を、考えさせられる1冊です。
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