年間約200本の洋画をみていますが、その中でもこの作品は秀逸を極めています。
とにかく、感動するあまり涙がとめどなく出てきてどうしようもなかった。
そんな映画って、ほんっとに少ないのですが、たまたま手に取ったこの作品が感動を呼び起こしてくれました。
それは、ひとは必ず持っているだろう一途でピュアなこころの奥底から発するものにきっと共感することと思います。
それは、政治や宗教、人種を超えた深くてやわらかく包み込む”美しい純真の愛”をテーマにしています。
全体的にはヒューマンドラマのスタイルを取っていると思いますが、その起点は混ざりっけのないピュアなきもちを伝えるラブストーリーから発しています。
アスペルガー症候群のハーンは、母が他界して弟を頼ってアメリカに来たのです。
そこで、マンディラという”良い”女性と出会い、恋に陥るのですが、家庭を持ち最高に幸せだったところに、9.11以降に悲劇が起きてしまうのです。
「私の名はハーン、私はテロリストではない」、ただそのひと言を大統領に、それだけを言いたいがために歩き続けるのです。
巡礼のように。
それが認められれば、彼は幸せを取り戻せるのです。
それは人びとの幸せにつながるものなのかもしれません。
少なくとも、この映画をみると、こころが洗われ幸せな気分に浸ります。
上映時間162分と長いですが、決して飽きることはなく、見応え十分。
是非おススメします。