「よくわかる現代魔法」などでお忙しい、宮下未紀先生のガチ百合作品が登場ですよ〜。
松平康光は、かつて大財閥の当主として隆盛を極めた松平家の一人娘だが、現在はメイドの美晴とたった二人きりで、借金まみれの極貧生活を送っていた。
そんな康光のもとに給食費(!)の取立てのため訪れたクラス委員長の友加は、康光たちの貧乏の原因が康光に憑いている「マイナス金運」のせいだと聞かされます。
ところが、そこへ乱入(?)してきた謎の巫女少女が、本当に「マイナス金運」が憑いているのは康光ではないと言い出して...
本来なら極貧生活の悲惨さやそれでも変わらない康光と美晴の百合的な絆の強さが感動的(?)なはずなんですが、なんだかんだで康光と美晴をほっておけない文字通り委員長な友加や、電波なことを言うかと思えば、意外にまともなことも口にしたり、かと思えばやたら図々しい氏名不詳な謎の巫女少女など、どこかしれっとしたスチャラカさ加減が大好きですね。
あと、サブタイトルや書き下ろしの脱力っぷりもナイスです。
できれば、引き続き学校に復帰した後の康光と委員長のスクールライフや委員長とクラスメートの百合なんかも読んでみたいですが、宮下先生はいろいろとお忙しいみたいですから、当分は無理でしょうかね...