マイケルが亡くなって以来、玉石混淆の追悼企画書籍が量産されましたが、
この書籍は間違いなく、その「玉」の方に属する一冊です。
映画THIS IS ITの再上映期間も終盤を迎え、且つDVD/Blue-Rayリリースを
目前に控えたこの時期に、もう一度この映画を振り返り、確認・理解し、
また未見の人には興味を引かせる内容となっています。
他の方のレビューにもあるように、映画公開から時間がたち、
すでにある程度の関連情報を見聞きしてきても、新たに知る内容が盛り込まれており、
この時期に出される情報誌としての役割をきちんと果たしていると思います。
冒頭は、18ページに及ぶ、ステージのグラビア写真。
見開き一杯に使われているシーンもあり、
アメリカの公式パンフレットなんかに負けない迫力。
作品解説、オルテガ監督・振付師トラビス・ペインのインタビュー。
これから発売のDVD/Blue-Rayの未公開特典映像から
引き出した「マイケルジャクソン50の秘密」。
ソニーの宣伝担当者のマーケティング裏の苦労話、
何気にとてもよかった湯川れい子さんの寄稿。
THIS IS ITで使われた曲の解説。
端的にまとめられた「マイケルジャクソンの生涯」。
ウィズから、ブカレストライブ、発売延期になったソウル・トレインまでの
マイケルの映像作品に対する解説。
……等と、ツボを抑えた角度から網羅された、コンパクトで無駄のない内容です。
それに加えて付録の2010年のカレンダー。気がきいています。
Jackson5時、Victory、Bad、Dangerous、History時期のステージ上の
B4位のサイズのマイケルが何気に嬉しい。
DVD/Blue-Ray購入予定の方には必携の書です。