待望の復刊です。この本は,以前「マイケル・ジャクソン観察日誌」として出版されましたが、長らく絶版となっており、オークションで高値がつくこともしばしばありました。 今回の復刊はマイケル逝去後、改訂されたものを翻訳したものです。
この本記述の仕方は、19◯◯年◯月○日 ・・・・ といった感じでマイケル誕生から追悼式までを記述しています。
感想は、「よく調べているなぁ」といった感じです。帯の『「マイケル研究」の絶対的なバイブルである!』と西寺郷太氏が書いた推薦文は嘘ではありません。
グラント氏と吉岡氏のあとがきが心に響きました。引用させて頂くと
「人々がもっとも大騒ぎしたのは、彼の肌の色をめぐってのようだ。これは僕が最もマイケルがかわいそうに思えるところだ。というのは、彼が本当に白班と呼ばれる肌の状態の持ち主だからである。それでも、メディアの大半は彼の青白さや太陽から隠れる事実をあざけり笑った。もし日焼けをしている誰かを見かけて、君は悪口を言うか?マイケルは治療のできない肌の病気にかかっていた。・・・中略・・・何度も彼に会ううちに、彼の肌のあちこちに斑点が現れているのが見えた。これは白班の共通した症状である。」(グラント氏)
「マイケル・ジャクソンのアルバムは、いつ何年後に聴いても、そこに新発見がある。それはいいサウンドで聴けば聴くほど、新しい音がみえてくる。それだけでもマイケル・ジャクソンは素晴らしいアーティストだと言っていい。」(吉岡氏)
またあとがきによるとグラント氏は追悼式の翌日ジャクソン家を訪ね、マイケルの長女のパリスにマイケルがいかに素敵な人だったか告げたら、彼女は「ありがとう」と言い筆者が今まで体験したこともないほど大きなハグをしてくれたそうです。