この本を手にしたきっかけは帯に「貸倒率 1〜2%」とあったからです。
マイクロファイナンスがどういうものであるかは、かつてテレビで採り上げられて知っていたのですそのときは貸倒率まで触れてなくて、「事業として成り立つのか?」という疑問をもってました。
マイクロファイナンス−をgoogleで検索してみると98,800件ほど出てくるのでかなり知られたものとなってきているようです。しかし、まだまだ普通の人が知っていることにはなっていない状況をみると新書で出されたことは大いに意義があると思います。
構成は以下の通りです。
序章:日本でマイクルファイナンスが普及しない理由
第1章:深刻化する貧困
第2章:マイクロファイナンスとは何か
第3章:先進国のマイクロファイナンス
第4章:日本版ビジネスモデル
第5章:公の限界と民の限界
第6章:共感のある社会
第7章:私たちにできること
終章:マイクロファイナンスの先にあるもの
この構成をみるとわかるように著者は日本の現状打開の一つの方法としてマイクロファイナンスがあると
考えられています。企業や社会のあり方が変わらないと普及しないとみられているようでその点については同感です。こういう本が沢山売れるようになってはじめて共感のある社会もできていくのでしょう。