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マイクは死んでも離さない―「全日本プロレス」実況、黄金期の18年
 
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マイクは死んでも離さない―「全日本プロレス」実況、黄金期の18年 [単行本]

倉持 隆夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

1970年~1980年代。力道山、BI砲に次ぐ「第3次プロレス黄金時代」の真っ只中。ジャイアント馬場率いる全日本プロレスと、アントニオ猪木率いる新日本プロレスは、ライバルとして熾烈な競争を繰り広げていました。観客動員、マッチメイク、そしてそれぞれの中継番組の視聴率----。新日本プロレスの「ワールドプロレスリング」では、あの古舘伊知郎アナの「過激な実況」が話題と注目を集めていました。さて、本書の主人公である「全日本プロレス中継」の担当をなんと約18年も務めた元日本テレビの倉持隆夫アナウンサーは、古舘アナとは違う独特の実況(倉持節)で、多くのファンを虜にしていました。入社当時は全く別のジャンルを志していたのに、かくも長きに渡りプロレス実況を続けたのは何故か? 一般スポーツに比べ、特異なジャンルであるプロレス実況の心得とは何か? そして、プロレスの様々な"制約"を、アナウンサーはどこまで知っているのか?
従来のプロレス本にはなかった視点を数多く盛り込み、あの熱かった黄金時代を振り返ると共に、その第一線で喋り続けた倉持アナだけが知っている、貴重な「プロレス実況」裏面史です。

内容(「BOOK」データベースより)

鶴田、三沢、ブッチャー、マスカラス…伝説の試合と共に、あの名実況が蘇る。

出版社からのコメント

「ジャイアント馬場、マッハのスピード!」「顎の先端にヒ~ット!」「さすがは16文解説です」「完成度100%の~」「あぁ、止めて欲しい。世界のアイドルがメッタ打ちです!」「鶴田、ルー・テーズばりのバックドロップ」「激しい流血。1リットル、いや2リットルか」「世界の鶴田、日本の長州」----王道を行く全日本プロレスの醍醐味を支えた『倉持実況』。数ある名実況の中からそのいくつかを再現すると共に、何故、あのような数々の名(迷)アナウンスが生まれたのか。リングサイドレポートと併せて全日本プロレスの歴史に残る名勝負など、実況アナしか知らない極秘エピソードが満載です。また、その発展には欠かすことのできないコンテンツだった、テレビとプロレスの関係も掘り下げます。プロレスファンだけでなく、戦後テレビ史、実況アナウンサー物語としても読み応えは十分です。

カバーの折り返し

「このマイクを生かしてくれ!」
 ブッチャーとシークがニヤッと笑ったように見えた瞬間、血だらけのブッチャーの手が僕のネクタイを引っ張った。もう苦しくて声が出ない。何とか振りほどいて、ネクタイを緩め実況を続けたが、二人の不気味な目は僕一人を睨み続けている。その時初めて、僕が標的にされているのを悟った。僕は逃げた。しかし、マイクは握っていた。放送席後ろの一段高いガードフェンスを乗り越え、ひな壇状のお客さん席に雪崩れ込んだ。観客は総立ちで、僕が逃げ回りながら実況するのを見ていた。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

倉持 隆夫
1941年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。学生時代は作家・笹沢左保氏の書生をつとめたことも。64年、日本テレビ放送網株式会社にアナウンサーとして入社。33年間のアナウンサー生活のうち「全日本プロレス中継」を約18年間、担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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