一貫して続く父と子の物語。
ドラマの放送が始まったこともあり、「ドラマが気に入ったからマンガも読んでみようかな?」という方もいらっしゃるかと思います。
しかし、ドラマと原作では物語の運び方や正宗君の言動・雰囲気が一部異なります。
(まったく別物というわけではないですよ? あくまで一部、です)
マンガとドラマ、どちらが良くてどちらが悪いなどとここで言うつもりはありませんが、ドラマを見て「マイガール」を気に入られたかたは、この二つがまったく同じでないことにご注意ください。
と、お節介はこのくらいにして。
この巻ではある転機(転機の始まり?)が描かれます。
これはぜひ描いて欲しい話だったので嬉しい限り。
またマイガールは全般的に正宗君・コハルちゃんの心理描写が丁寧ですが、今回のこの件に関しては特にじっくりと描かれているので満足しました。
そんな中、あえて気になる点を挙げるなら、大人が子供に対して使う言葉が難しい点でしょうか。
これは難点と言うほどではないですが、小学生相手に「追懐」「旧懐」といった単語を交えて話して、コハルちゃんがそれを理解できない描写がないのはちょっと違和感があります。
と、気になる点も挙げましたが、全体を見るといいマンガなのは間違いありません。
もし自分が親になったあとに読み返したら今と違った見方ができそうなので、それもまた楽しみです。