内容(「CDジャーナル」データベースより)
パット・メセニーのお墨付きで90年にデビューしたノルウェイ出身の女性ヴォーカリストの6枚目となる新作。ジャズ・スタンダードから自作曲までコケティッシュな歌声を聴かせている。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
パット・メセニーも称賛した歌姫。本作では彼女の音楽のルーツの一つ“ジャズ”に焦点が絞られ、ピアノ・トリオがバックを務めている(スタンダード中心。スティングやポール・サイモンの曲も収録)。聴いていてふと思った。ジャズを歌う雰囲気がリッキー・リー・ジョーンズに似ていると(声の持ち味とか……)。リッキーも誠実に歌うし、女としての可愛らしい存在感があって、歌の表情が豊かだ。そういう意味ではセリアも同じ(でも、彼女はリッキーほどにアクが強くなく、柔和な印象……)。この女はどんな人だろう、と顔貌を想像してみたくなる。たとえば(11)は可愛らしくて微笑ましい佳曲でセリアの個性にぴったり。女優のメグ・ライアンやゴールディ・ホーンを思い浮かべた。(12)もいい。ここでは歌詞を噛みしめるように歌っていて、曲の持つ哀愁を見事に表現。それも押しつけがましくなくて、彼女の心の声がしみじみと伝わる感じ。誠実な歌心が素敵だ。 (上村敏晃) --- 2001年03月号