ポータブル文学小史、秘密結社シャンディ。
また珍妙な本がでているなと思ったら、ビラ=マタスの新刊でした。
うれしくなって、つい買ってしまいましたよ。
『バートルビーと仲間たち』で書かなくなった作家たちの物語を開陳して、マニア心をくすぐってくれたものでしたが、今回もやります。エリオット、パウル・クレー、エリック・サティ、スターン、マン・レイ、アンドレ・ブルトン、フェルナンド・ペソア、ホルヘ・ルイス・ボルヘスなど、既存の芸術から飛び立とうとした作家たち。今でもよく理解できないなんて言われる人もたくさんいます(笑)。
モダニストの軽やかな芸術サロンのような趣もあり、悪戦苦闘する文士たちの冒険譚でもある。
またひそひそと楽しみを追い求める隠者たちの生態史でもある。