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永遠の時を生き、時間の流れに老いることもなく
ただ純粋な愛の対象として、互いに寄り添う不死のエドガーとアラン。
彼らを追う生身の人間は時の狭間に「彼らの存在の痕跡」を残していきます。
人恋しさを漂わせるエドガーとアランですが<彼らと彼らの内なるメリー・ベルのみ>が互いを補間できるという作者の設定は読む側にはかなり残酷です。(^^;)
読み手は「手の届かない世界」への相克を抱き、彼らの純粋な愛に憧れながらも拒絶感を得るというジレンマを味わいます。
そしてそれは既にメリー・ベルを喪失したエドガーとアランと同じ痛みでもあります。
自身もバンパネラとなって、共に時空を超えた愛を共有してみたい、
その願いがかなうことはないのですから。
エドガーとアランがメリー・ベルを内に留めるように、読み手もまた心の内にこの二人を秘めたる願望として持ち続けるのでしょうね。
この本を手にするとき、昔の憧れを思い起こしたオバはんは一瞬時の狭間を見るのであります。
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