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ポル・ポト〈革命〉史―虐殺と破壊の四年間 (講談社選書メチエ 305)
 
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ポル・ポト〈革命〉史―虐殺と破壊の四年間 (講談社選書メチエ 305) [単行本(ソフトカバー)]

山田 寛
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

20世紀最大の蛮行カンボジア解放の軌跡。囚人14000人、生還者7人の監獄。強制労働と社会基盤の破壊。全国民の4分の1を虐殺したポル・ポト政権はいかなる「革命」を行ったのか。初めて詳細に解明

内容(「BOOK」データベースより)

囚人一万四〇〇〇人、生還者七人の監獄。無軌道に展開した強制労働、密告、そして処刑。社会基盤を破壊し全国民の四分の一を死に追いやったポル・ポト政権はいかにして「革命」を遂行したのか。二〇世紀最大の蛮行、その軌跡と背景を完全解読。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 242ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/7/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062583054
  • ISBN-13: 978-4062583053
  • 発売日: 2004/7/10
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 143,997位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By のぶくん VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
本書を読んで先ず感じた事はポルポトはけして異常な人間ではなかったのではないかと言う事です。キリングフィールドに描かれている様な悲惨な状況があったのは事実だが、ブレーキの効かない状況で坂道を転げ落ちる様に、猛獣に追われ逃げ続ける様に過激さを増してしまった結果が150万人の虐殺に繋がったのではないかと感じました。
この本は他の解説を書かれている方々も紹介されているように、日本人の山田寛さんと言う読売新聞社の記者が現地でのインタビューやクメールルージュの時代にて他国から見た状況等を踏まえ時代をまとめてくれたものです。今もイラクで起きてしまっている様にアメリカの介入がどれ程悪影響を及ぼしているかを強く感じました。まさに、クメールルージュの裁判時に「裁判が開かれたらまずキッシンジャー元大統領補佐官を呼んで、クメールルージュを権力の座につける結果を招く過程で、ニクソン大統領と彼が果たした役割について証言させるべきだ」とフランソワ・ボンショー神父が言っていたとの言葉に共感を強く感じました。しかし母数が小さいので150万人の虐殺が大きく見えますが、実質で5,000万の虐殺が行われたと言われる中国の状況はもっと悲惨だったのではないかと・・まだ何処まで内部的には解決したか分からない状況で、その国で来年オリンピックが開かれる事に対し複雑な心境になるのは私だけだろうか。
本書はカンボジア、ポルポト政権の成り立ちから終わりまでを理解するには良い本だと思います。まだまだ分析が必要な部分が多く、それが出来なければ再発を防ぐ事は出来ないのではないでしょうか。
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31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 良読
形式:単行本(ソフトカバー)
ポル・ポト政権は、150万人もの命を奪ったという。そのポル・ポト革命とはなんであったのか。

 知識人は殺され、都市に住むものは農村に移動させられ、ポル・ポトを中心とした「組織」に目をつけられた人々は拷問され、殺された。著者はこの「革命」が、「現実から遊離した、相当な虚構の上に立った誇大妄想」の「革命」であったこと、「人間不在の革命」であったこと、「借り物の多い「レンタル「革命」」であったこと、「自主独立偏執病革命」であったこと、「ブレーキのない革命」であったことをあげている。そうかもしれない、おそらくそうだろう。だがそれでもすっきりしないのだ。なぜなら虐殺の張本人たちがポルポトに責任をなすりつけ「革命」についてほとんど話さず、豪奢な生活をしているからだ。本書を読み終えても、疑問は氷解しない。しかし、本書にはそれを考える材料は十分に与えられている。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
カンボジアの内戦を実際に取材した元記者よる著作。ポル・ポトが国内を掌握する前にはあった革命の肯定的な面も実際の著者の体験に基づいて描かれている。それがなぜこのような情け容赦ない虐殺に発展したのか革命の主役になったポル・ポト派の経歴や権力ゲームから解明する。

カンボジアで起きたことは政治家や専門家を排除した国の統治がどのようなものになるか、ということを示している。この面においてポル・ポトは毛沢東やスターリンよりもはっきりと我々に共産主義の行き着く先を教えてくれる。彼は他と違って妥協がなかった。専門家の排除も通貨の廃止も実に容赦なくやりきった。しかしそれらの革命も周囲の大国の思惑によるものであることを考えると、彼らは加害者であると同時に被害者であると言う著者の分析は正しい。

共産主義を学ぶにはカンボジアは最良のケースの1つであり、本書はその中でも公正な本だといえるだろう。
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