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ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集 (新潮文庫)
 
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ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集 (新潮文庫) [文庫]

筒井 康隆
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

地球から学術調査隊が訪れた「ポルノ惑星」で、美人隊員の島崎博士が妊娠した! 原因は妖草ゴケハラミ。その処置を年中丸裸の原住民に聞きだしに向ったおれが見た、密林を跋扈する奇怪な動植物の数々。常識に凝り固まった脳みそを爆砕するモンスター・オンパレードの表題作の他、妻が冬眠から目覚めて羽化、産卵して脱皮までする「妻四態」など、異次元グロテスクワールド全開の7編。

内容(「BOOK」データベースより)

地球から学術調査隊が訪れた「ポルノ惑星」で、美人隊員の島崎博士が妊娠した!原因は妖草ゴケハラミ。その処置を年中丸裸の原住民に聞きだしに向ったおれが見た、密林を跋扈する奇怪な動植物の数々。常識に凝り固まった悩みそを爆砕するモンスター・オンパレードの表題作の他、妻が冬眠から目覚めて羽化、産卵して脱皮までする「妻四態」など、異次元グロテスクワールド全開の7編。

登録情報

  • 文庫: 332ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/7/28)
  • ISBN-10: 4101171475
  • ISBN-13: 978-4101171470
  • 発売日: 2005/7/28
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 553,740位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 文字による描画ショー 2005/12/27
By 丸山
形式:文庫
ただ単にグロテスクな表現をしようと思えば

それなりにであれば誰にだってできるのではないだろうか。

しかし、その際に出来たものはいかにグロテスクにという

印象を与えようとした唯のスプラッターショーという

一辺倒の物になるのではないか。

これはスプラッタを素材にした喜劇集であり、人間がいかに崇高ではなく

吐き気がするほど汚いけど意地やプライドによって

人間らしく生きているという人間への皮肉が込められている気がする。

軽い読み物としておすすめです。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 食後に読んじゃダメですぜ!! 2013/3/8
形式:文庫
ちゅうい:このほんはぐろてすくなひょうげんが
かずおおくふくまれますので、しょくご、しょくじちゅうには
よまないでください。

…という注意書きを書いておかないといけない
作品が数作品見受けられます。
いわゆるミソクソが多分に出てくる作品が
1作品ほどあるのです。
プラスしてスプラッターです。

そのほかにもそういった作品が
あるので苦手な人は速やかに
この本から離れましょうね。

ですが、文章そのものは
著者しか欠けないであろう文章です。
まじめくさった文章の中に
何やらノイズ(?)が入った奇妙な作品があったり
自問自答するようなみょうちくりんな作品があったり…

という風に読者をつかんで離さない
豊富なテーマがまっているのです。
ちょっとクルッタ文章がお嫌いでないのならば
推しの本です。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「グロテスク」をテーマにした自選アンソロジー。「宇宙衛星博覧会」に収められたタイトル作の他、「妻四態」、「座右の駅」(「串刺し教授」)、「歩くとき」(「エロチック街道」)、「イチゴの日」、「偽魔王」(「薬菜飯店」)、「カンチョレ族の繁栄」(「将軍が目醒めた時」)から成る。一般にアンソロジーは既読の作品を含むという欠点があるが、作品を再評価出来るという利点もある。特に筒井のような作家の場合には。

以下ではタイトル作に絞って述べるが、再読なのに作品の世界に引き込まれた。極端な生態系を持つ異星での出来事であるが、飽くまで人間の心理に焦点が当てられている。「いやらしい事がある」のではなくて、「いやらしいと思う心がある」という主張であり、一番グロテスクなのは人間の心という主張でもある。探検隊の教授と雑役係与八との間の滑稽な嫉妬心や歪んだ優越・劣等感も見事に映し出されている。与八こそが「ポルノ惑星」に相応しい人間であり、件の教授もやがて同化して行くという設定もグロテスクな面白さを持っている。

これに、筒井が信奉する「退化論」、様々な畸形動植物と言葉遊びをふんだんに使ったその命名法、生態系に対する筒井流解釈が加わり、物語を彩っている。本アンソロジーでは、畸形動植物の模型写真が載っており、お得感もある。事件の発端となった島崎博士が一度も顔を出さないという設定も可笑しい。

こうしたアンソロジーをきっかけに、筒井のオリジナルの短編集が更に読まれるようになる事を祈りたい。
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