内容紹介
なぜ,歴史は重要か? 社会科学のフロンティアを切り拓いた画期的著作をついに完訳! 合理的選択論の限界を示し,経路依存に光をあて,「時間」の重要性を明らかにする。
社会科学や政治学の必読文献である,Paul PiersonのPolitics in Time: History, Institutions and Social Analysisをついに完訳! 歴史はなぜ重要なのかという問いに,社会科学的の知見をフルにつかって一般的かつ論理的にこたえていく。経路依存の問題にとりくむうえでは避けて通ることのできない,画期的著作。
おもな目次
日本語版への序文
序章 政治を時間のなかにおく
1.2つの研究例
2.社会科学の「歴史への転回」?
3.分析の基盤
第1章 正のフィードバックと経路依存
1.経路依存と正のフィードバック
2.「収穫逓増」と経済学における経路依存論
3.経済から政治へ
4.経路依存と政治学
第2章 タイミングと配列
1.タイミングと結合
2.合理的選択分析における歴史的配列
3.経路依存論における配列
4.配列論の固有の特徴
5.結論:社会過程の時間的配列を考察するということ
第3章 長期的過程
1.緩慢に推移する因果的過程
2.緩慢に推移する結果
3.時間的射程を超えて
4.政治を第I象限に押し込めるということ
第4章 制度設計の限界
1.政治制度の合理的設計
2.アクター中心機能主義の射程と限界
3.機能主義の救済?:制度改良メカニズムを評価する
4.制度設計の限界
第5章 制度発展
1.制度変化のさまざまなアプローチ
2.制度弾性と制度発展
3.制度発展への理解
4.制度発展研究の課題
終章 社会科学研究における時間的文脈
監訳者あとがき
内容(「BOOK」データベースより)
現代政治学の必読文献をシリーズ化。なぜ、歴史は重要か?社会科学のフロンティアを切り拓いた画期的著作をついに完訳!「歴史は重要である」とよくいわれるが、どのような意味で重要なのか?合理的選択論の限界を示し、経路依存に光をあて、「時間」の重要性を明らかにする。