やはりこのベストアルバムでは「あなた」のメロディーが、
ピカ一にひかっているわけだが、他の曲も実はいい曲がある。
実は、個人的には小坂明子の商品を買うっていうのは、
記憶に間違いなければ、28年ぶりだと思う。
当時は、まだレコードの時代・・・そのときも、
確かベストアルバムだったと思うだが、
こうして、デジタル化されたものを、聞くのは、
感慨深いというものもあるが、ウチではじめて、
「小坂明子がデジタル化された」という面でも、
ちょっと意外な気もした。もっと持っていると思っていたし。
実は、私のまわりに、彼女のファンがいるのだが、
このCDの選曲を見せたら「おもしろい」と言っていた。
私は、何がおもしろいのかは、全くわからないに等しいのだが、
友人いわく「ファンの人なら、この選曲はしないかもしれないかも」
と、いうことだった。でも、そんな意見を頭の隅において、
家でCDを開封してみて、まず驚いたのは、曲の多彩性だった。
もちろん、大ヒット曲の「あなた」は、メロディーラインの、
創りも歌い方も、すばらしい出来だと思う。
でも、それ以外にも結構、気持ちの中に残る曲があった。
「Star〜プラネタリウムの空〜」は、岩本正樹氏のarrangeが光り、
メロディーと歌の相性がとてもよく、心に残る良い曲だし、
「Again」は、静かにはじまる曲に、やや抑え目なボーカルが、
すごくきれいに訴えかけるものがある。
そう・・・それから「あなた」のライブが入っているが、
これは、故・宮川泰氏の壮大なarrangeも聴き応えがある。
基本的に、彼女本人の詩曲が多いのだが、どの曲も、
どのアレンジャーが、曲を手がけても、確かなメロディーと、
実力のあるボーカルが感じられる、良いCDだと思う。