ポテトチップスで依存症になるなんて本書を読むまでは
考えられませんでした。
しかし大量に食べてはその罪悪感で苦しんでいる人々が
たくさんいることに衝撃を受けました。
酒、タバコなどの依存性は無論誰もが認めるところで周知の事実。
対して油まみれのスナック菓子はソフトドラッグになるのだそう。。
その背景には菓子メーカー、コンビニ等売り手側の陰謀も数知れず…。
まんじゅう、ケーキなどの甘い物も同様とのことです。
どうやってこれらポテチを初めとするスナック菓子にハマっていくのか
体験談も生々しいですが結局のところはストレスなんですね。
職場の残業、人間関係等々、ストレスまみれの現代人は
酒、タバコやなにかしらの息抜きを持っていないとやっていられないのだ
と著者は言います。
そしてそれがたまたま彼女たちはポテチなどスナック菓子だったのです。
かく言う【粗食のすすめ】と本書の著者・幕内さんも愛煙家と知り驚いた次第です。
私ごとで恐縮ですが私の父は若い頃にヘビースモーカーでした。
(40代の時、禁煙に成功、しかし時はすでに遅かったのです…。)
その父が50代で末期の肺癌が発覚し
60代で苦しんで亡くなったのを見てからはそれまでにもまして
私は異常な程の嫌煙家になりました。
しかし『人は他人の快楽には厳しい。』
と云う幕内さんの言葉を読んで『そう言えばそうだよなぁ…
みな何かしら悩みやストレスを抱えているのだから
私ももう少し愛煙家の人に対して寛容心を持たなければいけない。』と思いました。
本書も『なにがなんでもやめなさい!』と厳しくは言っていません。
悩んでいる方の心を考えて『ポテチ(ソフトドラッグ)と上手に付き合っていくこと』
改善の基本は主食のご飯をきちんと食べることであると示唆しています。
そして子供にはこう云う依存症に陥る危険性のある食品を
多食させない様に警笛を鳴らしています。