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ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図 (新潮新書)
 
 

ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図 (新潮新書) [新書]

岡嶋 裕史
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 714 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

iPad、キンドル、スレートPC、ツイッター、クラウド…ITの潮流は私たちをどこへ運んでいくのか?将来、携帯電話は、衣服や眼鏡といった、より日常的なモノに変化し、消えていく。ネット婚、電脳ペットや仮想旅行も既に本格的なビジネス化が進んでいる。実用化寸前のデバイスやシステムの最新情報を通し、コンピュータの胎内に人間や社会制度が取り込まれる未来を、あなたはもう迎えようとしている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岡嶋 裕史
1972(昭和47)年、東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。富士総合研究所勤務を経て、関東学院大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 187ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/07)
  • ISBN-10: 410610377X
  • ISBN-13: 978-4106103773
  • 発売日: 2010/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:新書|Amazonが確認した購入
仕事上の興味があって手に取った。
この冬(2010年12月)NTTドコモのLTEサービスが始まった。本格的なモバイルのインフラがやっと端緒についたというときに、モバイルの次とはいったい何なのか?本書の結論からいえば、コンピュータの環境化、である。
ケータイ(=もはやコンピュータといってよい)はまだ、人間が意識して持ち歩くもの=モバイルだが、無数のセンサやRFIDが世界にばらまかれ、人間の肉体にそれがアタッチされるようになると、コンピュータが空気や水、空、地面などと同じ、肉体をとりまく「環境」になる。好むと好まざるとに関わらず、この新しい「環境」から逃れることはできないだろう、というのが本書の主張だ。

 「携帯の次、への歩みは確実に踏み出されている。
  (中略)生活がコンピュータに包まれ、コンピュータの胎内での生活が始まるのである。」p179

技術の進化は常にランダムだ。思想も方向もない。しかし技術の現場からずっと下がって全体を俯瞰すると、そこには一定の方向性を持った進化の姿が見えるのかも知れない。筆者はセンサネットワークやモバイルコンピューティングに興味を持っているが、岡島氏の本論は、現在の技術の進化に一定の「解釈」もしくは「意味」を与えたといえるだろう。

 「いずれにしろ、このシナリオは開かれ、もう閉じることはない。」(p138)

IT業界に身を置くものにとってはとくに目新しいトピックはない。いずれもここ1、2年の一般的な技術動向を紹介したに過ぎない。しかし、技術動向として読むのではなく「IT進化論」として読むといろいろな発見があると思う。一読をお勧めしたい。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
題名や帯のiPadの写真から、てっきり、携帯電話のあとに来るモバイル端末の話かなと思ったら、全く違った。
副題の「ITとヒトの未来図」にあるように、ITの今後の技術の発展と人間の生活の関わり、変化が刺激的な文章で書かれている。

iPadの話とかも出てはくるが、メインはそんな話ではなくて、仮想現実、
強化現実の話、UIの将来、監視社会の問題など、広く、そしてかなり深く、IT技術がもたらすであろう、私たちの生活の変化を予言している。

ゲームやコミック(士郎正宗の攻殻機動隊など)からの引用も多く、単なる学者さんのお話ではないところがいい。

特に気に入ったのは、

「好むと好まざるとにかかわらず、世界の仮想化は進み、人はコンピュータが作り出す情報の膜を通して世界と向き合うことになる。それは人の能力と可能性を拡大させもするが、現実に根ざした身体感覚や世界認識、自己統合感を不安定にさせるものでもあるあるだろう」(P.138)

というところ。これは正しい認識のような気がする。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sickboy VINE™ メンバー
形式:新書
これからのコンピューターの価値はクラウド、モバイルを超えてどこに向かう可能性があるのかを学びたくて購入通読
読んでみると、コンピュータがどのように成長してきたか、これからどのように成長していくかを述べてくれている書籍だと感じた。情報技術の主戦場がPCからネットワーク上のクラウドへ、出力デバイスがディスプレイから携帯へなど的確な分析が繰り広げられている。また、これから現れるであろう世界のさきがけとして世界の2重化を定義してくれている。実際に今のリアルと照らし合わせると確かに仮想世界と現実世界の二重化は目の前に来ている感がある。HMDにセカイカメラが搭載されたらどれだけのわくわく感を個人に与えられてくれるのか?また、情報の統合により新たないメリットが生じる可能性があるという点もこれからの情報の価値を位置づける価値観として持っておきたいと感じた。クラウドにより加速度的に進むと考えられる。
面白かったです。夢物語的なシナリオを提示してくれている感もありますが、技術の進歩の速度に裏打ちされた世界を提示してくれているので、近い将来訪れるシナリオを頭の中に描きそれに対応できる自分を考えるのに非常に役立ちました。
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