登録情報
|
この商品にタグをつける(詳細)タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。 ※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら |
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
社会の中の広告,
By
レビュー対象商品: ポスターの歴史 (文庫クセジュ) (新書)
1946年生まれの広告美術館学芸員で、多くの展覧会を企画した著者が、1982年に刊行した『フランスのポスター』の翻訳書。ルネサンス期に商業の発展、紙と印刷術によって登場したポスターは、革命期の多色石版の開発と産業革命・都市化を通じて、黄金時代を迎える。1881年、街頭広告掲示が限定され有料化されると、掲示可能な場所を開拓する広告掲示会社が設立され、広告の大きさの基準化が起こる。1890年代、ナビ派、アール・ヌーヴォー、モンマルトル派等による芸術ポスター、鉄道に伴う旅行・観光用ポスターが繁栄し、ポスター収集熱の高揚、批評誌の創刊が生じるが、早くも20世紀初頭、読み易さ・商標推定を特徴とする近現代ポスターがカピエッルロにより確立し、芸術ポスターは凋落する。「狂気の20年代」にはポスター制作が芸術からの自立化傾向を見せ、アメリカ発の科学的アプローチが書物で紹介され、掲示板サイズが拡大され、幹線沿い広告、飛行機からの吹流し広告、ネオン管広告等が登場する。第二次大戦後、図像によるギャグ、映画ポスターが発展した後、激動の60年代には「メイド・イン・USA」の攻勢の下でのアート・ディレクターの活躍と写真ポスターの登場、ラジオ・テレビによるポスターの地位低下、5月革命に伴うシルクスクリーンの再発見が起こる。1970年代には掲示面積購買様式と定形の多様化、商業ポスターの複雑化、広告代理業者の役割の拡大が生じ、1979年のポスター制限法が1881年法に取って代わる。作家名・作品名の列挙は文庫クセジュの特徴であるが、それのみならず上記のような大きな流れも描きだされている。「ポスター」概念がいまいち分りにくいものの、図版も多く、すぐに読める。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
|