すごいなあ、すてきな本だなあ〜と感動しました。
韓国のポジャギの歴史がとても詳しく興味深かっただけでなく、日本のふろしきとの共通点と相違点の考察がとても面白く、また「包む」行為に対する精神性や実用性(結界、男尊女卑、料理など)への考察は、「そうだったんだ!」という発見が多くて、とても勉強になりました。
台湾茶に凝っていたとき日本の茶道にも興味を持って本も少し読んだのですが、日本の四畳半が春夏秋冬と土用をあらわしているということもこの本で知りました。あとがきに、北朝鮮や在日韓国人のポジャギに関する記述が少なかったとありましたが、日本人にポジャギをもっと知ってもらいたいという視点から見れば、チャングムや朱蒙などの韓国ドラマなどから垣間見えたポジャギの側面や、日本のふろしきとの比較考察は、とても親しみやすく興味を持ってもらえる切り口だと思います。実際、私もいつも韓国ドラマを見ていて、「なぜかれらの部屋には家具が少ないんだろう?」 「なぜ布団を収納せずに箪笥の上に直接置いているのか?」などの疑問があったのですが、この本を読んでやっと謎が解けました!