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ポケット解説 丸山真男の思想がわかる本―「日本の思想」から「古層」までわかる!
 
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ポケット解説 丸山真男の思想がわかる本―「日本の思想」から「古層」までわかる! [単行本]

田中 宏和
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

田中 宏和
1957年、高知県土佐市生まれ。1981年、岡山大学法文学部卒。東洋政治思想史専攻、市民のための丸山真男ホームページ主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 188ページ
  • 出版社: 秀和システム (2007/01)
  • ISBN-10: 4798015601
  • ISBN-13: 978-4798015606
  • 発売日: 2007/01
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 97,571位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
ポケット解説 丸山真男の思想がわかる本―「日本の思想」から「古層」までわかる!
 著者は、職業と言うよりは、おそらく個人的な趣味というか、自分のプライベートな時間を費やして、丸山真男の思想にコミットされてきたのだろうと思う。多少自説にこだわっているような箇所もあるが、それは僅かであり、気になるほどの偏りではない。著者の他の仕事や職業は不明だが、政治学の大学教員であるわけでもないようだ。むしろ、非常に深く勉強しているアマチュアというところだろうか。丸山の思想史方法論から古層論序章にいたる整理・分析は、著者の丸山に対する並々ならぬ理解の深さを感じる。
 それから、政治学をやらない政治思想史はインフォーマティブな学問にしかならざるを得ず、ひと時代前の政治学者の様に政治学と思想史の両方をやった人たちの学問には、インテリジェンスを感じたという指摘には、30年ほど前から政治学をかじって来た私からすると、その通りだと叫びたかった。当時私などが講義を聴いた政治学者の何人かは、確かにそうした認識と価値とでも呼ぶべきものの緊張関係があったと思い出す。その意味でも、著者は政治学のセンスを現在の(若い)政治学者以上に判っている人だなと感じる。
 また、最近の若い評者に見られるレベルの低い丸山批判への怒りは、まったく妥当なものである。
 一点だけ、偽らざる感想として、著者がここまで丸山にコミットしてきたそのモチベーションとはどういうものであったのか、私には理解できなかった。私なら、職業として大学などで丸山の部下や弟子であるならともかく、利害関係のないアマチュアであるなら、ここまで精魂を傾けて読み込むことは、自分の自我を維持するためにも耐え切れないだろう、私なら出来得ないと感じた次第である。
 最後に、丸山真男はここまで自分の仕事に対する理解者・貢献者である著者に感謝するべきであったろう。著者と丸山の付き合いや関係について私はまったく知らない。あるいは両者に濃密な交流もあったのかもしれない。それなら良いのだが、しかし、丸山が近代主義者として世上言われているような、どこかシラッとしたシニカルな態度が仮にあったのなら(あったのか否か不明であるが)、著者に対して無礼であろう。
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By 仮面ライター VINE™ メンバー
形式:単行本
  
 力の限り良き事を為せ。何ものにもまして自由を愛せよ。たとえ王座のきざはしにあるとも、絶えて真理を忘れるな―ロマン・ロラン『ベートーヴェンの生涯』(三谷太一郎氏の追悼文から引用)

 当書を著したのは、政治や映画などの批評で有名なブログ『世に倦む日日』の著者“thessalonike”氏こと田中宏和氏である。同氏の丸山思想と司馬文学に関する造詣の深さにはかねがね敬服していたが(それぞれHPを作成)、「ついに」というべきか、「あえて」というべきか、丸山真男の思想に係る解説書を世に送り出したことに対して、心から祝福したいと思う。

 さて、本書は「丸山真男をどう読むべきか」の第1章から第6章までと「付録」及び「資料」で構成されているけれども、私が個人的に「さすが」と感じたのは第2章の「丸山真男の思想史方法論」であった。すなわち、「丸山思想史」を三区分し、“Aspektstruktur”“Basso Ostinato”“OrthodoxyとLegitimacy”という三つの方法論を析出、コンパクトに概説しているが、これはまさに田中氏の深い追究の賜物であろう。反面、「付録−1」の「ファシズムの中の『反日』」の論説については同意できない箇所もあった。

 私の趣味としての読書のジャンルは、社会=経済思想(史)や一般的な歴史物などで、政治思想(史)の領域はあまり得手ではなく、実際、丸山真男の著書も初歩的なレベルのものしか接していない。だが、氏の処女作を目の当たりにして、たとえば『忠誠と反逆』(ちくま学芸文庫)など少し真剣に読んでみようかな、という気持になる。当節、「脱構築」や「ポスト・モダン」などの言葉が乱舞しているが、丸山真男は何を残し、何を残そうとしたのか…。「丸山思想」の本格的な探求は、実はこれからなのだ。
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形式:単行本
著者は言論が自由でなく、教科書、歴史観も国定の中国、韓国の主張が正当で歴史普遍的だと考えている。
どれだけ丸山真男を読み込もうとこれでは全く意味がない。

こんな祖述者は、素人とはいえ余りにお粗末。

そういえば丸山真男も現実から目を背けていた。
戦後思想統制があり検閲があったのに、それを知らないはずは無いのに、それと闘った話は聞かない。
自分に都合のよい自由だけは守るクチなのだったのかもしれない。

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