全国民、必読の書。
いや、全国民だと、一家に数冊も存在することになってしまうか。
でも、一家に一冊は必要だ。
もっというと、将来のある人には、本当の脅威の姿を伝えておくことが必要だ。
国同士の争いで、「奇襲」されることはない。
段階的に国同士の関係は悪化していき、その末に戦争が起こる。
だが、地震は違うのだ。
「地震予知は可能なのか?」
と題されている通り、(現在行われている)「地震予知の仕組み」をこの本は明らかにしている。
地震予知の仕組みそのものに、いかなる問題が含まれているか、多くの人は今まで知りえてこなかったのではないか。
残念ながら、本当に残念なことながら、地震は我々を奇襲する。
五重塔の模型を使って調べられている、工学系の人々の耐震性研究と共に、海底地震計を量産することによって、地震の理学系の研究を進めることは行政の責務だと感じる。
島村英紀氏の実力と功績は、真にこの地震国日本の国民を護りぬくものだ。
あえて言おう。
高校生には、一冊ずつ配布せよ。