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ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者
 
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ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者 [単行本]

ジョージ G.スピーロ , 志摩 亜希子 , 永瀬 輝男 , 坂井 星之 , 塩原 通緒 , 鍛原 多惠子 , 松井 信彦
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者 + 素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~
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商品の説明

内容紹介

巨大なボールの表面を這いまわるだけのアリにはわからず、飛べるハエにわかることとは何か? それは、自分の足もとにあるのが、穴の開いたドーナツではなくボールである、ということだ。私たちの住む3次元空間は、じつは4次元物体の表面である。ならばこの曲面のかたちは球面なのか、あるいはドーナツの表面みたいなものか、4次元に出ていけない私たちには絶対にわからないだろうか? いや大丈夫。宇宙にひとつながりのロープで大きく輪を描いてから、その両端を持って、手繰り寄せてみよう。ロープが全部手元に手繰り寄せられ、輪が1点に縮まったら、私たちの足もとにあるのは球面だが、どこかでひっかかって手繰り寄せられないなら、ドーナツ面に違いない……20世紀初頭から100年、謎のロシア人数学者ペレルマンが現れるまで誰ひとり解けなかった数学史上の超難問、ポアンカレ予想とは、煎じて言えばこういうことらしい。こうしてもののかたちが「わかる」ことを、数学者たちはどう証明しようとしたのか。飽くことなく難問に挑みつづけた数学者たちのエピソードを追ううちに現代数学の発展が垣間見れてしまう、数学ノンフィクション。

内容(「BOOK」データベースより)

20世紀初頭にポアンカレというフランスの万能数学者によって唱えられ、爾来100年、謎のロシア人数学者ペレルマンが現れるまで誰ひとり解けなかった数学史上の超難問とは。飽くことなく難問に挑みつづけた数学者たちのエピソードを追ううちに現代数学の発展が垣間見れてしまう、数学ノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 350ページ
  • 出版社: 早川書房 (2007/12/19)
  • ISBN-10: 4152088850
  • ISBN-13: 978-4152088857
  • 発売日: 2007/12/19
  • 商品の寸法: 19 x 14 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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43 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 NHKのペレルマンの番組を見ていたせいか、文章が読みやすかったせいか、分からないタームも気にせず一気に読んてしまいました。ポアンカレ予想と、それを生んだトポロジーという数学の分野が発展していく様子が、素人にもある程度イメージできるくらいには簡単な説明で、しかしくわしく書かれているのがうれしい。ポアンカレ予想がどういうものかの直感的に分かりやすい説明はもちろん、ポアンカレが「ポアンカレ予想」を書き記すに至った、キーになるいくつかの論文を追うようにして解説してあるところもあって、数学者の発想とその広げ方、みたいなものが垣間見れたような気がします。あいだを縫って入ってくる、ポアンカレ予想に取り組んだたくさんの位相幾何学者たちの業績と生涯を追った解説も、緩急がありつつ面白い。
 後半、微分幾何学という(古くて)新しい方向から突破口が開かれてペレルマンの解説にいたるところも、ところどころ普通の文章では厳しいところもありますが、ペレルマンの駆使した「物理学的な」テクニックなどが、比喩を駆使して詳しく書かれていて、興味深いです。ペレルマンの論文の審査が終わる直前に起こった、中国人チームからの先取権にかんする「物言い」騒動とその決着についても書かれていますが、ある意味意外な決着で驚きました。
 既刊の『ポアンカレ予想を解いた数学者』とは、同じ題材を扱っていながら、ずいぶん印象が違うのが不思議です。私はこっちのほうが楽しく読めましたが、両方読んでみるのがいちばん面白いかも。
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30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 久保田夏彦 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
非常に良質のドキュメンタリーで、まったく数学にもトポロジーにも造詣の無い自分でも、最後まで読み終わることができた。
この本の素晴らしいところは、淡々としてる文体の中にも、この問題を解こうとして努力(というと短絡的すぎるかもしれないが)してきた天才達の息吹を感じることができることだろう。
ポアンカレ予想を、数理を中心に解説されたら手も足も出ないが、人を中心に追いかけ、解説してくれているので、とても充実した楽しい読書ができた。
またこの予想を証明したペレルマンがいいです。謎に満ちていて。
この本は彼に割かれるページはそれほど多くなく、これまでこの問題に挑戦し、やぶれていった人間に光をあてている。
そうした人間や人間の失敗、努力する姿に対する暖かい目線と姿勢が、文系人間にも読みきらせる素晴らしい本を生み出したのではないかと思う。
星がひとつ少ないのは、強く勧められるが、さすがに読み返しはしない(つまり座右の書ではない)という理由だけです。
ぜひ一読を。特に学術研究に進もうと思
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
19世紀末に1人の直観的天才が放り投げた疑問が、数々の秀才の頭上を擦り抜けて21世紀の頭に1人の控え目な天才の手の中に落ちた。その壮大な知的ドラマを綴った1冊。
丁寧に構成されており、数学に疎い読者にも事の流れがちゃんと理解できるように書かれている。小難しい数式は使われず、難しい概念も平易に解説しようとする姿勢に好感が持てる。

個人的には、カラビ=ヤウ多様体で有名なヤウ教授が最後にやっちゃった事件が驚き。こういう事件は研究界において最も残念。
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最近のカスタマーレビュー
サイモン・シンを超えたかも
おもしろく明晰

日本でいうとサイショウハヅキさんみたいなかんじ

あれよりゆとりがあり面白い... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 芹沢かもめ
趣味人より実務家・研究者におススメ
ただの数学好きという人よりも、実際に数学を使っている人たちが読めば、奥行きが感じられて面白いと思います。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/13 投稿者: environment
近現代トポロジスト列伝
 本書の原題は、"Poincare's Prize: The Hundred-Year Quest
to Solve One of Math's... 続きを読む
投稿日: 2009/12/22 投稿者: しゅてんだる
グリーシャ・ペレルマンの人柄に、深い感動を覚える名著です
ペレルマンによってポアンカレ予想が証明されるまでの、数学者たちの活躍がみごとに描かれていて、読み物としても数学の現代史としてもとても興味深く読ませてもらいました。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/31 投稿者: 宗田光一
世紀の難問を少しわかった気分にしてくれる一般向けの好著
... 続きを読む
投稿日: 2009/7/21 投稿者: monchat
ベーグルとプレッツェル
ドーナッツ型と呼ばれているものを、本書では、ベーグルとして紹介している。
タイやのチューブのような形である。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/29 投稿者: kaizen
秀作
微分幾何にもトポロジーにも無縁のレビュアーが、本書を読んで「ポアンカレ予想」が何であるか理解できたわけではない。にもかかわらず、一気呵成に読ませる魅力があった。実... 続きを読む
投稿日: 2009/2/27 投稿者: zigeunerweisen
人間の領域を機械の浸食から守った人間の熱き闘争
... 続きを読む
投稿日: 2008/8/19 投稿者: 8hours_a_day
世俗と無縁な数学者たちの世界と…
1904年フランス人数学者ポアンカレがとある論文への「補足」として書いた命題がすべての発端だった。20世紀当初の新興分野だったトポロジーにおけるその命題は、その後... 続きを読む
投稿日: 2008/4/26 投稿者: gg2
幾何学者界に向けた本で、一般向けではない
ポアンカレ予想そのものの解説になっておらず、微分幾何学者達の研究成果や交流の内幕っぽい話が中心であり、数学者特に幾何学者にとっては面白い話かもしれませんが、一般人... 続きを読む
投稿日: 2008/1/5 投稿者: サイエンス書評者
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