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ボヴァリー夫人 (河出文庫)
 
 

ボヴァリー夫人 (河出文庫) [文庫]

ギュスターヴ・フローベール , 山田 ジャク
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

田舎町の医師と結婚した美しき女性エンマ。平凡な生活に失望し、美しい恋を夢見て愛人をつくった彼女が、やがて破産して死を選ぶまでを描く。世界文学に燦然と輝く不滅の名作。

内容(「BOOK」データベースより)

冴えない田舎医師ボヴァリーと結婚した美しき女性エンマは、小説のような恋に憧れ、平凡な暮らしから逃れるために不倫を重ねる。甘美な欲望の充足と幻滅、木曜日ごとの出会い。本気の遊びはやがて莫大な借金となってエンマを苦しめていく。テンポの良い名訳で贈る不朽の傑作。

登録情報

  • 文庫: 597ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2009/7/3)
  • ISBN-10: 4309463215
  • ISBN-13: 978-4309463216
  • 発売日: 2009/7/3
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 239,359位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
不倫の経験のない私が言うのも何だが、これくらい“不倫をする人”の本質を鋭くとらえ得た小説って、他にはないと思う。不倫体質の人を何人か知っているが、彼ら彼女らの不倫に走る推進力って、どう考えても、「幼稚なナルシシズム」以外の何物でもないみたい。勿論、例外は必ずある事をふまえて、最大公約数で語っているが。何故彼らは不倫している事を匂わせたり、時には自慢(!)したりといった事が出来てしまうのか。この小説を読むと、彼らの頑強な脳内自己弁護の仕組みとか、自分を客観視出来ない理由とか、不倫という、ありきたりかついじましい行為が美化されてしまう思考回路とかが、冷静に理解できる。最近、不倫小説をまとめ読みしたが、ボヴァリー夫人みたいに脳がやられなかったのは、この小説のおかげであると同時に、現代日本の小説に、ボヴァリー夫人が書いたのか?と思われるような、幼稚なナルシシズムが充満している小説が多かったからかもしれない。作者の不倫経験の有無はさておくとして、小説の登場人物を自分に引き付け過ぎて書いているものは、読んでいて赤面してしまう。皮肉家で冷たい奴と思われて結構。私にとって、フローベール の非情さは、心地よい。
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13 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
'不朽の傑作'とされる作品だが、主人公エンマの行動があまりにもお粗末で楽しく読むどころか、苛立ちさえ感じた。

特に物語終盤でロドルフに言い寄った場面が強く印象に残っている。具体的には、自分の借金返済のためロドルフに'三千フラン貸してちょうだい'と頼むが、断られるやいなや辺りを見回し金目のものがあることを嫌みタップリに言い、更には自分だったら何でも売って自分で働いて道端で乞食でも何でもすると言ってのける。何て醜い!

冴えない旦那として描かれていた夫シャルルが哀れである。彼は終始一貫して彼女を愛していたのに…。
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