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ボロボロになった覇権国家(アメリカ)
 
 

ボロボロになった覇権国家(アメリカ) [単行本]

北野 幸伯
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

クレムリンから見た世界再編バトルの息づまる衝撃。座標を変えると別の世界が見えてくる。

内容(「MARC」データベースより)

モスクワ・クレムリンでは、日本人が知らず知らずに属しているアメリカを中心とする巨大なピラミッドをどのように見ているのか。座標を変えると別の世界が見えてくる! クレムリンから見た世界再編バトルの息づまる衝撃!

登録情報

  • 単行本: 269ページ
  • 出版社: 風雲舎 (2005/01)
  • ISBN-10: 4938939355
  • ISBN-13: 978-4938939359
  • 発売日: 2005/01
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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42 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 
 これまで、国際関係の本は難しいと決まっていた。北野氏
は、「ボロボロになった覇権国家」でこの常識に挑戦している。
国際関係をわかりやすく、中学生でもわかるように、一貫性
のある論理で解説している。
 北野氏を批判する人は、「世界はそんなに単純ではない。
もっと複雑だ」と言う。しかし、彼らは重要なことを忘れている。
それは、「複雑な解説をしている人の予測が全く当たってい
ない」と言う事実である。
 読者としては、複雑で難解な上に、結論も曖昧。さらに、予
測が当たらないときては、読む気もうせるし、読む意味も見い
出せない。一方で、「単純な」北野氏の予測は、ことごとく的中
しており、それは、誰にも否定できない事実である。
 北野氏は、田中宇氏や増田俊男氏と比較されることが多い。
しかし、この3者をじっくり比較検討している人は、3人の言う
ことが根本的に異なっていることに気づくはずだ。増田氏は、
「アメリカの覇権は永遠に続く」と言い、北野氏は、「アメリカ
は覇権国家から没落する」と主張する。田中氏は、「アメリカ
はイラクを攻めない」と断言し、北野氏はアフガン戦争直後
から「イラク戦争は不可避」と語ってきた。
 複雑で難解な解説を好む「評論家マインド」の人たちは、
「単純さを受け入れる」素直さを持つべきではないだろうか?
このレビューは参考になりましたか?
36 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 著者がロシアの大学で教わり、その後の世界の出来事で実感したのが、

  「外交の目的は国益の追求である」

  「国益とは金儲けと安全の確保である」

ということでした。

 本書は、著者の培った世界観・歴史観を基にして、分りやすく国際情勢を分析し、今後日本の取るべき道を示す提言書です。

 著者の分析によると、ソ連が崩壊したあとの唯一の覇権国家であるアメリカは、財政赤字と貿易赤字の累積がとりかえしのつかないほど巨額になり、内情はボロボロ、ということです。

 アメリカが破綻しないためには、ドルを防衛し、世界の石油利権を押さえ続けるしかない。そのためには、戦争をし続けるしかありません。

 アメリカの地位を脅かそうとしているのは、中国、フランスを中心にしたEU、ロシアです。

 著者の予測では、没落寸前まで追いつめられたアメリカは、難くせをつけてイランに戦争をしかけ、アラブ全体を巻き込んだ「中東大戦争」に勝利します。

 中東の石油を支配下に置いたあとは、台湾独立をけしかけて中国との戦争を開始する。米中戦争になった時には、日本が戦場になりますよ、というところまで来ると、背筋がゾッとしました。

 著者が予言する米中戦争は、北京オリンピック後の2010年ごろに起る、とのことです。

 恐ろしい予言です。

 中学生でもわかりそうな口調で語りかける著者の説明は、とても説得力があります。しかも、良く当たるらしいのです。(本書の元になった著者のメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」には、○年○月のメルマガで書いた予測が当たった、という報告がよく出てきます)

 こんな恐ろしい予測は当たってほしくありませんが、どうなんでしょう。

 本書のおかげで、今まで読み飛ばしていた新聞の国際面に興味を持てるようになりました。

 注意深くウォッチしていくことにしましょう。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tetsuya morikawa VINE™ メンバー
形式:単行本
こういう本の内容をcrystal clearと言うのだろう。視点が定まると(=物事を見るときの物差しが定まっていると)、これほど迄に観察眼が利くものなのかと素直に感心する。考えてみれば確かに自分の領域の仕事であれば、「それは、こういう観点から考えてこういうこと」と自然に判断しているが、国際情勢となると、そういった定点を持っていない為に、ただメディアの報道を「そうなのかなぁ」と受け流してしまいがちである。本書では、明確な座標軸をベースにした分析が鮮やかである。
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見方を変えると見えてくる
タイトルが気になり購入しました。

国同士の力関係が解り易く書かれていました。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: しゃけかん
日本という国家の未来に警鐘を鳴らす。
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投稿日: 7か月前 投稿者: ビタミン・トム
そろそろ眠りから覚めて、大国の意思を持ちましょう>日本人
戦後60年、覇権国アメリカの属国(本文中では分かりやすくアメリカ幕府の天領と表現してある)であって、経済の美味しいところだけもらった挙句に、国家と国民の生き残る意... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: じゃが〜
平家物語の前文を思い出した。
とても分かりやすい文章と内容です。
幅広い層にオススメ。

分かりやすい文章で書いてありますが、内容は歴史に沿って、... 続きを読む
投稿日: 2009/1/15 投稿者: 勤労奉仕
世界の政治を理解したい人へ
イラク戦争はなぜ起こったのか、アメリカはなぜ嘘をついてでもイラクを攻撃しなければならなかったのか、こんな単純な質問に答えてくれる評論家や新聞はありません。しかし、... 続きを読む
投稿日: 2008/11/21 投稿者: jiateng4
目からウロコが落ちました。
この本は日韓とか日中とかいう局地的な話ではなく、

相対性原理から世界の動きを分析し、さらに日本を見る!という内容で... 続きを読む
投稿日: 2006/7/27 投稿者: のり〜ん
国際情勢認識を深めるハンド・ブックとして最適
この本は、メール・マガジン「ロシア政治経済ジャーナル」で取り上げられた話題をベースに、US、EU、ロシア、中国、そして日本の戦略を分かりやすく解説しています。続きを読む
投稿日: 2006/4/15 投稿者: espio999
洞察に満ちた痛快な国際政治の分析が満喫できる
ロシアに陣取ってクレムリンから世界を観察すれば、これだけ鮮やかに国際情勢を把握できるだけでなく、将来を実にダイナミックに捉えるものだと、痛く感心させられる痛快な内... 続きを読む
投稿日: 2006/3/21 投稿者: 北極星
簡明な原理から読み解く国際政治
この作者の発行しているメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」の創刊号からの読者としては是非一度手に取らねばと思っていた。... 続きを読む
投稿日: 2005/9/25 投稿者: 糸音
歴史家の数だけ歴史がある
 世界の見方の複数の観点が得られて面白い。中高生にも読める簡単さは褒められるべき。
投稿日: 2005/5/11 投稿者: ソフトマシーン
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