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ボロを着た王子様
 
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ボロを着た王子様 [単行本]

村崎太郎
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

爆笑問題・太田光氏絶賛!
天下の往来。
自分の芸を見るために集まった人々に向かって、
次郎はきっとこう言っていたと思う。
「オレの相棒は、この国で
一番ヤッカイな男だが、目を背けたら許さねぇぞ!」

********************

猿回しの第一人者として、「反省」のポーズを
大ブレイクさせた著者・村太郎氏。
文化庁芸術祭大賞やACC全日本CMフェスティバル優秀賞を受賞するなど、
芸人としての頂点を極める存在に。

ところが、その陰には、これまでカミングアウトできなかった
波乱万丈の過去が!
眩い光と漆黒の闇が交差する48年間の半生を
著者みずからの荒々しくも活き活きとした筆致で
描ききった涙と笑いの自叙伝!

本文より……
僕の生い立ちを聞けば、
みんなは哀れに思うかもしれないけれど、
その必要はない。
僕は僕なりに、
いつもイタズラな気持ちで
今まで楽しく生きてきた気がする。

あなたは、どうですか?
あなたも、そしてあなたの隣人も、
この国に生まれて幸せですか。
この国で、それなりに楽しく生きていますか。

内容(「BOOK」データベースより)

ボロを着た王子様は、いくつもの試練を乗り越え破天荒な猿まわし芸人に。その半生は、笑いと涙で満ち溢れていた…。

登録情報

  • 単行本: 320ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2009/4/17)
  • ISBN-10: 4591109216
  • ISBN-13: 978-4591109212
  • 発売日: 2009/4/17
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
買いです。 2009/8/2
形式:単行本|Amazonが確認した購入
10年ほど前、何かの折に熊本の「猿まわし劇場」を見る機会があって、正直辛い気持ちになった記憶があるので、本書もおそらく朝日か毎日だったかの書評を目にしなければ読まなかったと思います。ただ、猿まわしと被差別部落とのつながりについては、そういえばなにかで読んだか聞いたかで知ってはいたのに、著者をテレビやなにやかで目にする機会があっても考えてみたこともなかったのは、ひとえにその話芸と芸風の明るさの成せるわざでしょうが、そんな人からこういった重たいお話を伺うと、もちろん単純に「笑える」エピソードも多いのですが、読後、心のなかに澱みのようなものが残ってしまっていることに気づかざるをえませんでした。特に序章に書かれている母にぶつけた「どうして自分を部落の子に生んだ」云々の言葉は、その母の心中を察すると、そこに到る蓄積や事情があるにしろ、いや、あるであろうからこそ、胸につまされるものがありました。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dream4ever VINE™ メンバー
形式:単行本
太郎次郎のコンビ猿回し芸人で一世を風靡した村崎氏のまさに自伝。
そして自身の出自をカミングアウトして、差別問題を提起している。
多くの被差別部落の方が口をつぐみ、肩身の狭い思いをしている現状。
逆差別だという法律も存在はした。しかしながら、多くの書籍がすでに
記述してきたように、まったく根拠のない身分差別が日本という国家に
存在した(している)事実は否定しようがない。

猿回しという芸能に関して宮本常一(民俗学者)と村崎修二(太郎の伯父さんにあたる)の係わりを記しておきたい。
村崎修二が宮本を訪ねて話を聞いた。
「部落史と芸能史と女性史は、日本民族学であえて目をつぶって避けた三大テーマじゃ。これはそれをやってこなかったわし自身の自戒をこめていうんやが、この三つをやらなければ日本民族学は学問として本当は完成しない。部落問題でも離島問題でも一番大切なことは、地域に人間をつくることじゃ。君がそれほどやる気なら、実際に猿回しの芸を復活してみたらどうじゃ。いますぐ評価されなくてもいいではないか。五十年、百年たってのち世の人々が、あの人がやってくれたおかげで、ということがあってもよいではないか。わしもできるかぎり協力する」
その後、宮本は村崎をモンキーセンター(犬山市)に紹介しサルを譲ってもらい、今西錦司等のサル学者も紹介していった。また宮本との交友もあった司馬遼太郎とも知り合う。
司馬を訪ねた村崎に、司馬は「今西さんと宮本さんか、キミもすごい人に見込まれたもんやな、日本の本当の学問はそのお二人の間にしかあらへんのやで」といったあと「宮本さんほど恐ろしい人をワシは知らん」と言い、その後、宮本の凄さを例をあげ話したという。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:単行本
とにかく小気味が良かった!さすが芸人さんが書いてる本ですね!
「太郎が恋をする頃までには・・・」も読みましたが、そのアンサーブックという感じでしょうか・・・
奥さんが書かれた小説を踏まえて、今度は自分の目線で正直に書かれた自叙伝になってましたね。
根深い問題が最初から最後まで根幹としてあるのだけど、なんと!!全く暗くない!!!
むしろ明るい!!!!とても不思議な本とも言えます。
きっと村崎さんは過去より未来、将来を見つめてこの本を書いているのだろうと感じました!
根深い問題・・・部落差別問題なんだけど、それを省いて読んでても成立していて人生観も面白いと感じられるのだけど、省くことが決してできない人生でもあるんですね。
面白い、でも深く考えさせられる・・・みたいな読後感でした。不思議ですよ!
難しいことが難しくなく表現されています。
小中学校や高校で教材にしても良いと思う。切り口は先生によってどうにでもできると思います。
もし自分が教師なら「これぐらいアッパレに生きてみろ!」てするかな。
ひ弱で頭でっかちな人がふえてる昨今、こういう人間らしい人間臭い本は、良い意味で刺激薬になると思いますよ!
一読の価値有りです!!!
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