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ボルハルト・ショアー現代有機化学〈上〉
 
 

ボルハルト・ショアー現代有機化学〈上〉 [単行本]

ボルハルト , ショアー , K.Peter C. Vollhardt , Neil E. Schore , 古賀 憲司 , 小松 満男 , 野依 良治 , 戸部 義人 , 村橋 俊一 , 大嶌 幸一郎 , 小田嶋 和徳
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、社会の多角的な要望に応える柔軟性のある頭脳をもつ化学者を育てるために、学問の基本の一つである有機化学の教科書としてふさわしいものである。本書は高校で学んだ化学を基礎として、知識を詰め込むだけにならないように厳選された有機化学の基本を学び、化学の面白さを認識してもらうとともに、なぜそうなるかを理解したうえで、自分で考える力をつけ、応用が利くように導く教育をめざしている。従来はいたずらに断片的な知識を詰め込んだために展開力に欠け、有機化学全体を捉える広い視野をもてずに化学自体に興味を失ってしまうことも多かったが、本書はこのようなことが起こらないよう工夫されている。また学生諸君に有機化学を何のために学んでいるのかを実感してもらうために、生物学、医学、そして産業への有機化学の応用を話題として取り上げるとともに、有機化学の主要な使命は新しい材料や製品の合成であることを示し、また各章に実生活に結びついた化学的な現象と有機化合物の働きを「ハイライト」に取り上げ解説している。本書では、(1)有機化学の視覚化につとめ、(2)重要な概念を見失わないために各章の最後に「概観」と題する節を設け、(3)種類と難易度の異なる問題を設け、その一部については取り組み方を示すなどにより、理解を確実なものとするようにしている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ボルハルト
マドリードで生まれ、ブエノスアイレスならびにミュンヘンで育った。ミュンヘン大学で学び、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン校のPeter Garratt教授のもとで博士の学位を取得した。その後、当時カリフォルニア工科大学のBob Bergman教授のもとで博士研究員を務めたあと、1974年カリフォルニア大学バークレー校へ移った。そして有機コバルト反応剤の有機合成への利用、理論的に興味深い炭化水素の合成、そして触媒としての可能性をもつ新規遷移金属集合体などの研究に着手した。これらの研究を続ける中で、次のような賞を多数受賞した。Studienstiftler、Adolf Windausメダル、Humboldt Senior Scientist、アメリカ化学会有機金属化学賞、Otto Bayer賞、そしてA.C.Cope Scholar賞、Aix‐Marseille大学メダルなどである。また、日本学術振興会の招聘外国人研究者として日本に滞在したこともある。現在、SYNLETT誌の編集委員長を務めている。265を超える報文や総説の中でとくにこの有機化学の教科書は彼の宝物である。7か国語で翻訳されている。フランス人芸術家であるMarie‐Jos´e Satと結婚し、二人の子供がいる

ショアー
1948年にニュージャージー州のニューアークで生まれた。ニューヨーク州ブロンクス区ならびにニュージャージー州リッジフィールドの公立学校で学んだ後、1969年ペンシルベニア大学で化学の学士を取得した。ニューヨークに戻り、コロンビア大学のNicholas Turro教授のもとで有機化合物の光化学ならびに光物理学的過程について研究を行い、博士の学位を取得した。1976年にカリフォルニア大学デービス校に赴任して以来、1万人以上の化学を専門としない学生に有機化学を教えた。三つの教育賞を受賞し、有機合成に関連したさまざまな分野で80以上の報文を書いている。カリフォルニア大学デービス校獣医学部の微生物学者であるCarrie Ericksonと結婚し、Michael(1981年生まれ)とStefanie(1983年生まれ)の二人の子供がいる

古賀 憲司
1960年東京大学薬学部卒業。現在、早稲田大学客員教授。東京大学名誉教授。薬学博士

野依 良治
1961年京都大学工学部卒業。現在、理化学研究所理事長。名古屋大学特任教授。工学博士

村橋 俊一
1961年大阪大学工学部卒業。現在、岡山理科大学客員教授。大阪大学名誉教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 735ページ
  • 出版社: 化学同人; 第4版 (2004/03)
  • ISBN-10: 4759809635
  • ISBN-13: 978-4759809633
  • 発売日: 2004/03
  • 商品の寸法: 25.6 x 19.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 現代有機化学(第四版), 2004/6/19
By カスタマー
レビュー対象商品: ボルハルト・ショアー現代有機化学〈上〉 (単行本)
最新版(2004年4月発行)です。化学専攻ならばマクマリーよりボルハルト・ショアーのほうがお勧めのようです。第四版の下が出るのはもう少し待たなければならないでしょう。写真がのっていて、カラーで見やすい仕上がりです。生化学や薬学、工学に内容を関連づけて各項が紹介されています。演習が「問題」「グループ学習課題」「専門課程進学用問題」と分かれています。(内容はそれほど差がありませんが。)巻末に答えのみが簡単にのっています。「問題の解き方」を併用するのがいいかもしれませんが、大抵は巻末の答えで間に合うはずです。ただ厚み3cm、B5サイズとなると結構かさばるものです。
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 合成が好きならば, 2004/11/19
By 
tito (埼玉県和光市) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: ボルハルト・ショアー現代有機化学〈上〉 (単行本)
合成が好きならば始めの一冊にはお勧めです。
特に章末の反応チャートは、官能基ごとに反応を検索したいときに
非常に役に立ちます。

中身の順序も初学者向けで分かりやすく、かつ調べやすくなって
います。

ただし、転位反応、フロンティア分子軌道論にはあまり触れていないため
シグマトロピー転位やペリ環状反応周辺は別の本で勉強する必要が
あります。また、反応機構は「こうなりますよ」と書いてあるだけという
感じがするため、巻矢印の意味をしっかりと理解するのは難しい気がします。
反応機構をしっかりと見たければジョーンズの上巻だけを読んでみると
いいと思います。反応機構・構造のジョーンズ、合成のボルハルト
という気がします。

演習問題も質がいいので、始めの一冊から有機を専門にしない人が
大学院入試までは余裕で対応できます。

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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 良書, 2003/8/14
基礎からゆっくり、確実に有機化学の知識を身に付けることができます。
カラーで、図や説明も丁寧で非常に良い本です。
有機化学の教科書はいくつもありますが、
この本はその中でも、最も信用して良い
最高ランクの教科書だと思います。

ただ、分子軌道論やハメット則、反応速度論などの
物理有機化学の部分が弱いので、

別の本でそのあたりを補う必要があると思います。

物理有機化学としては、
井本稔・仲矢忠雄、『有機反応論』、東京化学同人
が最高の本なのですが、絶版ですので
ピーター・サイクス、『有機反応機構』、東京化学同人
井本稔、『有機電子論解説』、東京化学同人
あたりをお勧めします。

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