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ボルドー・バブル崩壊 高騰する「液体資産」の行方 (講談社プラスアルファ新書)
 
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ボルドー・バブル崩壊 高騰する「液体資産」の行方 (講談社プラスアルファ新書) [新書]

山本 昭彦
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 920 通常配送無料 詳細
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ボルドー・バブル崩壊 高騰する「液体資産」の行方 (講談社プラスアルファ新書) + 死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン (講談社プラスアルファ新書)
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商品の説明

内容紹介

世界金融危機は至高の液体も飲み込むのか? 飽くなき進化をとげ史上最高の品質を実現したボルドーワイン。至高の液体を目指してマネーが殺到し、弾けた。人類史上初めて起こったワインをめぐるバブル物語。

内容(「BOOK」データベースより)

世界金融危機は「至高の液体」も飲み込むのか?巨額投資が最高品質のワインを生み、「アジアのワイン首都」は東京から香港へ。飲まずに死ねない10大シャトー案内付き!

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/5/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062725800
  • ISBN-13: 978-4062725804
  • 発売日: 2009/5/21
  • 商品の寸法: 17 x 11.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 左党犬 トップ500レビュアー
形式:新書
 2008年のリーマンショックは、フランスのボルドー・ワインを頂点とするワイン市場も直撃した。
 しかし、ボルドー神話そのものが崩壊したわけではない、そのわけはなぜか?

 この問いに、ワイン市場の経済構造に深く迫ることによって解答を見出そうとているのが本書である。
 著者は、読売新聞社在籍のワイン・ジャーナリスト。長年にわたりワインとシャンパンを愛し、執筆してきた人である。

 副題にもあるように、ワインをただ味わい楽しむ存在としてではなく、「液体資産」として投資対象にしている人たちがいる。
 ヨーロッパやアメリカでは、株式投資や債券投資を行う投資家が、絵画や骨董品などの美術品などと同様、息の長い投資対象としてワイン投資を行っているのだ。
 ワイン投資は長期の投資、投資で利益が得られなくても、熟成したいいワインが手元に残るではないか、というのが投資家の見解だが、日本人にはまだまだ難しいようだ。なんせ奥が深い。

 私にとって非常に興味深かったのは、第4章 香港・中国は「ワインの覇者を目指す」であった。
 2008年8月にスピリッツを除くワインや酒類の関税を一気にゼロにした香港は、「アジアのワイン首都」を目指しているという。すでに3年前の東京に追い付いているというから、この勢いは無視できないものがある。
 香港は地理的には、シンガポール、上海、北京、東京など主要な消費地の中心に位置しており、物流網も完備、金融システムも安定しており、中国本土へのゲイトウェイである香港から関税ゼロでワインが再輸出されるからだ。
 中国はワイン消費だけでなく、ワイン生産国としても大きな将来性があるというレポートがでているらしい。
 まさに中国おそるべし、である。

 ワイン市場のプレイヤーである生産者(シャトーのオーナー)、流通業者、投資家、醸造コンサルタント、格付け評論家、のそれぞれについて、実際にインタビューした経験も踏まえて執筆された本書は、読み応えのある充実した本になっている。

 ワイン好きならいうまでもなく、ワインにあまり関心がない人にも一読を薦めたい。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
安くても充実 2009/5/27
形式:新書
ボルドーワインのビジネスの舞台裏が、わかりやすく紹介されています。名前は知っていても、実態がよくわからないのがワインの世界。値段が高くなる仕組みや品質が良くなった理由が手に取るようにわかりました。値段は安いのですが、中身はみっちりと詰まっています。
このレビューは参考になりましたか?
By lexusboy トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 表題は、何かを煽っているかのようだが、内容は、ボルドーに対する過大評価が生じた背景と、価格の崩壊である。
 手頃な個別銘柄についてお奨めを聞きたいという用途には向かない。

 しかし、実際の販売価格から見れば、崩壊というほど崩壊していない気もしないではなく、むしろボルドー高級ワインはアジアでの猛烈な需要増加予測を受けてさらに上昇する気配すら感じられる(ムートンの20〜25%は香港・中国向けとか)。

 お奨めの銘柄などは載っていないと書いたが、第6章(「8人のパワーブローカーと飲まずに死ねない10大シャトー」)は、ややそういうニーズには合うかもしれない。
 ボルドーワイン界の重要人物(クリスチャン・ムエックスなど。ロバート・パーカーも含まれる)とお奨め10大シャトーである。
 10大シャトーはラトゥール、ペトリュス、オーゾンヌ、ディケム、ラ・モンドット、マルゴー、ムートン・ロートシルト、ラフィット・ロートシルト、オー・ブリオン、シュヴァル・ブラン。
 確かに、一生に何シャトー飲めるだろうか。

 他ではM&A事情も詳しい。ムエックス社が買収した「シャトー・ベレール」、ペルスが買収した「シャトー・パヴィ」に興味を持った。

 あと、ロバート・パーカーに関する記述を読むと先入観が払拭される。
 従来5月だったプリムール試飲会が4月末に彼が出すワイン・アドヴォケイトのために3月に早まったというように影響力の大きい彼だが、広告を載せず接待も受けないという。
 だから、これほどまでに信用されているのかと納得した。著者も90点を超すワインには説得力があると評価している。

 なお、他の本でも書いてあったが、日本ではビンテージよりブランドが重視される。
 従って、値付けは味の指標となっていないので、買う前には、ビンテージの善し悪しを自分で調べないといけない。
 結論から言えば、オフビンテージを安く買って喜ぶというのはやってはいけないことなのだろう。
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