~ このテのデザスター映画ってのは戦争映画と共通するモノがあって,SFXを使った災害場面に比重がかかって映画としてのバランスが壊れちゃってるものが多い。まぁ「タワーリング・インフェルノ」みたいな傑作がボコボコ作られるはずもないんだけど,この映画も残念ながらその範疇……というよりは典型かも知れぬ。
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ある日突然,地震で出来た地殻の裂け目からロスアンジェルス市街にマグマが吹き出す。飛び交う火山弾,押し寄せる溶岩,危機管理局長ローク(トミー・リー・ジョーンズ),地質学者バーンズ(アン・ヘッチ),ロークの部下エメット(ドン・チードル)らが街を救おうと必死の努力……。なんだけど,はっきり言ってこの脚本ならトミー・リーを出演させる意味~~はないんぢゃなかろうか。104分でこのシナリオなら主役は完全にSFX,ニンゲンに高いギャラ払うのは勿体ないよ。
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それでも彼は主役だから,一応(ほんとに「一応」という感じだ)「妻と離婚してロスへ来た」「休暇で普段は妻の元にいる娘が遊びに来ている」「危機管理者としては優秀だが上司との折り合いは悪い」などの人物設定が垣間見えるが,他の登場人物に至ってはみんなほぼ「描き割り」状態。ビル爆破の犠牲になる2人の作業員なんか死ぬために出て来るようなもんで~~台詞があるだけモノ悲しい。……ところでトミー・リーの娘ケリー役のガビー・ハフマンて女の子は,「フィールド・オブ・ドリームス」でケビン・コスナーの娘を演じたあの娘である。大きくなったなぁ。~