企業ボランティアの先駆者、
トヨタボランティアセンターの責任者を務められた、
鈴木盈宏氏によるボランティア論。
豊富な経験から得た知見をまとめてた1冊。
ボランティアとは何かを語っています。
特に第3章は企業とボランティアについての章で、
私は類書を目にしたことがありません。
震災を経た現在、とても今日的な内容です。
文中に登場する矢作川河川敷清掃の事例のように、
企業がボランティアに関わるということは、
継続という言葉に他ならないと感じます。
きっかけはやらせでも偽善でもいい。
まずボランティアを始めることが大事だという言葉も重みがあります。
ボランティア現場に名もない一人のボランティアとして参加していた、
某大手生保会社会長のエピソードなど、
ボランティアの現場の逸話を読むうちに、
企業ボランティアについて肯定的に考えられるようになりました。