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ボディ・クリティシズム―啓蒙時代のアートと医学における見えざるもののイメージ化
 
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ボディ・クリティシズム―啓蒙時代のアートと医学における見えざるもののイメージ化 [単行本]

バーバラ・M. スタフォード , Barbara Maria Stafford , 高山 宏
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 8,400 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

かつてない規模とスピードで進行した「知識の視覚化」の諸相を、当時の科学、医学、文学、思想、美術等のテクストにさぐり、怪物、廃墟、疾病、神経系、百科全書、観相学、博物学、印刷術、動物磁気、気象学など興味深い話題を次々と取り上げながら、250もの貴重な図版によってあとづけた本書は、本邦の近代西欧理解、18世紀研究に決定的転換を迫る身体論・視覚文化論の傑作である。

内容(「MARC」データベースより)

18世紀は解剖学の発展、顕微鏡の革新等によって、肉体認識が革命的に変化した時代だった。当時の科学、医学、文学等のテクストから怪物、廃墟、博物学など興味深い話題を取り上げ、「知識の視覚化」の諸相を探る。

登録情報

  • 単行本: 744ページ
  • 出版社: 国書刊行会 (2006/12)
  • ISBN-10: 4336048177
  • ISBN-13: 978-4336048172
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 22.2 x 16 x 4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 ついに出た。

 『グッド・ルッキング』の書評を書いてから一年半。高山宏氏渾身の訳業である。

 翻訳にまつわる苦心については「訳者あとがき」に縷説(るせつ)されているけれども、一日に五分、十分、十五分という訳し方らしくて、それもそうだろうと思う。

 内容については原書の書評で述べたので繰り返さないが、これで「スタフォード学」がひとまずの完成を見る。

 『アートフル・サイエンス』『グッド・ルッキング』『ヴィジュアル・アナロジー』と揃ったところに、大作『ボディ・クリティシズム』が出るという具合で、これに来年(今年?)出るという予定の『本質への旅』が加われば、まず最強のラインナップとなるはず。

 いつも言うことだが、スタフォード氏の言う「イメージの持つ『分かる』力」、そして何よりも氏の「明るさ」、これこそが今まさに必要なものだと思う。

 この人は決して安易なネガティヴ発言をしない。今の時代、ネガティヴになろうと思えば材料はいくらでもある。それを見据えた上で、「つなげる知性」を「イメージング」によって見出していこうというその肯定的な姿勢に、感動をおぼえる。

 値段的にも大変な書物だが、立ち読みでもなんでもいいので、ぜひ一度、手に取っていただきたい。傑作である。
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
スタフォードの主著ということで世評も高いですが、言語の支配に対する可視性(イメージ)の復権という単純な図式が大元にあり、それに違和感を覚えてしまうとしんどい本だと思いました。可視性や身体を貶めることと特権化することの相補性こそ、近代の言説として批判的に考察されるべきなのでは……。博覧強記ぶりはすさまじいものの、切り口は金太郎飴的ともいえる反復なので、それを退屈と感じるか、スリリングな過剰と感じるかは分かれそうです。訳者あとがきにあるように、高山宏氏の本にテイストは似ています。氏のファンおよび18世紀ヨーロッパ文化に関心のある方はまちがいなく必読でしょうね。
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