大好きな大切な「ボタン」に、作者が真摯に純粋に向かい合ってできたであろう、素敵な本です。
最近では、雑貨についての本、たくさん溢れ返っていて、紹介されている雑貨そのものよりも、「こんな素敵な雑貨に囲まれて暮らしている私」のほうが強く主張されすぎている本が多く、「雑貨本」というと疑ってかかってしまいますが、この「ボタン938」はそういったものからは程遠いところにある、とてもストイックで、作者の我が滲み出ていない素敵な本だと思いました。
ボタン好きが書いた、ボタンについてのカタログのような、図鑑のような本です。
あとがきにある、作者のボタンとの出会いについてのエピソードも素敵でした。