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この映画は違う。視点が違う。セルビア人の視点で主観と客観を行き来しながら、誇りをもちながらシニカルに自嘲する。この戦争のリアルな姿を、ひとつの村の中の幼なじみで、粗野だが気のよいセルビア人とクロアチア人の男性が戦争になり双方に分かれ、なぜかアメリカ人女性ジャーナリストが混入し、遊び場であったトンネル跡地で神経戦を戦うストーリーから描き出す。
映画をみた後は、頭をガツンとやられた感じで言葉が出なかった。「おまえらの言っていることなんて全部わかっているんだよ。愚かだとわかっちゃいるんだけど、戦うんだよ」という悲哀。当事者でないと描き出せない感覚。セルビア人の友人がいる私としては非常に重みがあり、忘れることができない。単純に映画としても傑作。
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