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ボストン美術館秘蔵 スポルディング・コレクション名作選
 
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ボストン美術館秘蔵 スポルディング・コレクション名作選 [単行本]

小林 忠
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 12,600 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

館内での展示すら禁じられている「幻の至宝」、ボストン美術館秘蔵浮世絵コレクションの神髄を示す、名品中の名品を集めた国内外唯一の決定版画集。ほかでは見られない江戸の色彩が鮮やかによみがえる。

登録情報

  • 単行本: 226ページ
  • 出版社: 小学館 (2009/11/10)
  • ISBN-10: 4096820385
  • ISBN-13: 978-4096820384
  • 発売日: 2009/11/10
  • 商品の寸法: 31 x 22.4 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 636,249位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By h.yamagata 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
 色校の鬼のような一冊だが、その結果はじつにすばらしい。特に実物と比べると本書の優秀さがよくわかる。ここに収録された作品の一部が2011年初頭に山種美術館で来日公開されたが、当然ながら退色を防ぐために照明が薄暗くなっており、特に暗い部分の細部は必ずしもよく見えない。本書 p.99 の鳥居清長の作品は、窓の外が真っ黒に見える。ところが本書では、その暗い中に微妙な細部があることがはっきりとみえる。実物を観るより本書を観る方が、一部とはいえ細密な鑑賞ができるのだ。
 その意味で、オリジナルを普通の照明の下で手に取ることはできない以上、求めるものによっては本書の図版は、美術館で実物を見るよりもよいかもしれない。むろん、思いっきり近づけば版面の色のドットが見えてしまうという点では実物にもちろん及ばないが…… 当然ながら解説その他も文句なし。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
浮世絵の愛好家にとって、このスポルディング・コレクションは6500点という作品数もさることながら、寄贈の際、ボストン美術館での展示を許さないという厳しい条件で保存してほしい、という要望により「幻の浮世絵コレクション」と呼ばれてきました。それが美術印刷に定評のある日本写真印刷と小学館の努力によって日本に居ながらその代表作と対面できる僥倖を得ました。

大判の錦絵の歌麿も良い発色が感じられます。その特徴とも言える紫は絶妙の色合いでした。保存状態の良さが伺えます。春信の淡い色もよく残っています。多くのコレクションを美術館で観てきましたが、春信の一連の作品はまさしく保存状態の良さを比較する上でも大切な指標となる作品群でしょう。

写楽も52点収容しているようですが、本書では175から176ページにかけて小さなサイズで23点を掲載するに留まっています。広重の『名所江戸百景』の「請地秋葉の境内」が初摺と8種類の後摺を掲載したり、「池鯉鮒 首夏馬市」の異版を載せたりという専門家の視点で編集されているのが分かります。北斎も広重も代表作を含めて紹介しています。

多くの研究を重ねてこられた小林忠氏の監修ですから、解説は信頼に足るものですし、アン・ニシムラ・モース氏の論考はそのコレクションの成り立ちを分かりやすく伝えるものでした。フェノロサに始まり、ビゲローや美術商の林忠正も絡んできます。なにより高名な建築家のフランク・ロイド・ライトがこのコレクションの形成に大きな役割を果たしてきたことは知りませんでした。この10ページの論文は浮世絵好きにはたまらない逸話が収められています。
紙質、印刷、解説全てに満足感が得られる美術書です。
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