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ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ (文春新書)
 
 

ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ (文春新書) [新書]

青柳 いづみこ
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 767 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

どうして音楽を聴いただけですぐに弾けるの?オーケストラが鳴る指揮者とは?『のだめカンタービレ』『ピアノの森』『神童』など音楽マンガを読み解き、クラシックの世界の深奥に誘う。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

青柳 いづみこ
ピアニスト・文筆家。東京芸術大学大学院博士課程修了。平成2年度文化庁芸術祭賞受賞。演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目され、5枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤となり、『翼のはえた指』(白水社)で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』(平凡社ライブラリー)で日本エッセイスト・クラブ賞。大阪音楽大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 230ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/02)
  • ISBN-10: 4166606220
  • ISBN-13: 978-4166606221
  • 発売日: 2008/02
  • 商品の寸法: 17.5 x 11.2 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 九月
形式:新書
「のだめカンタービレ」「ピアノの森」「神童」などの
音楽もののマンガのエピソードを
ピアニストで大阪音楽大学の教授でもある著者が
読み解いています。
「『のだめカンタービレ』は「開けゴマ」の呪文」という
小見出しもあり、メインに取り上げられているのは
「のだめ」です。

ピアノは、女の子の習い事としては一般的なので
「弾ける」と言うのは躊躇するレベルでも、
多少は弾いたことがある人は多いです。
けれど「のだめ」に出てくるようなコンクールや演奏会となると
ほとんどの人にとっては縁遠いもの。
それらについて、著者はさくさく紹介しています。

驚いたのは、第二次世界大戦前までは必ずしも
「楽譜に忠実に弾け」というスタイルが絶対ではなかったこと。
19世紀までさかのぼると、楽譜のまま弾かないのが主流だったとか。

ほかにも、留学事情や入試のお話、
コンサートで受けるプログラムの章などは
「のだめ」の解説にもなっていて興味深かったです。
ただ「のだめ」を読んだことも見たこともないという人には
「のだめ」話が多すぎて、いまひとつわかりにくいかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 汲平 VINE™ メンバー
形式:新書
いや〜、おもしろいです。
プロのピアニストからみた「のだめカンタービレ」、「神童」、「ピアノの森」
他の二つは読んでないので、「のだめ」に注目して読みました。
のだめ=ホロヴィッツ VS 千秋=バレンボイムか、なるほど。
ピアノコンクールや指揮者コンクールを実際のコンクールと対比してみたり
コンサートプログラムのセンスを論じてみたり。
クラシック好きで、「のだめ」を読んだことのある人には、味わい所、笑い所満載です。
でも、「のだめ」を読んで興味を持ったクラシックに詳しくない人でもきっと楽しめると思いますよ!
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kewpie VINE™ メンバー
形式:新書
「のだめカンタービレ」「神童」「ピアノの森」という、クラシック音楽家の卵を扱った3つのまんがから自由に連想して、音楽家の世界を語った本。まんがを読んでいなくても、理解に支障はない。誰にでも容易に読める。

クラシック音楽の担い手は、類い稀な才能を持ち、幼い頃から生活のすべてを捧げて訓練に励み、極めて高度な能力を身につけながらも、それが報われることはごく稀である(忙しければ忙しいでそれも辛い)という、悲しい存在である。不景気でメセナ活動は制限され、CDやDVDは、巨匠の名盤でも一枚数百円から入手できるから、世に出たばかりの音楽家が入り込む隙間など、ないに等しい。それでも毎年、多数の若者が音楽大学を巣立って行く。親は実態を知らない。ごく一部のスター音楽家を見て、うちの子も努力すればそうなれるものと思い込んでいるらしい。音楽家は優雅な職業、と誤認しているらしい。かつての知人で、子どもが「プラモデルが好きだから将来は工学部へ」と言い放った、冗談のような親が居た。こんな感覚で子どもの将来を決められたら、子どもはかなわない。しかし音大出の若者には、つまるところこうやって将来を規定された人が多いのではないか。もちろん大半は音楽家になれない。しかも彼ら・彼女らは個性がつよいから、ふつうの企業では難しいことも少なくないだろう。何より、音楽と無関係の仕事についてしまったら、その人の前半生は何だったのか、ということにならないか。音楽は一生の楽しみ、と喜びをもって語るには、生活の糧を得る本業が必要だ。

その点で、第九章「ピアニストは本当に不良債権か」でせっかく途中まで優れた社会批判をしていながら、「音楽でつながる」などと微温的にまとめてしまったのは非常に残念であった。なおp.165の管楽器奏者の病気は、少なくとも一部はembouchure dystoniaではないか。ジストニア専門医への受診を勧めます。
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投稿日: 2008/6/12 投稿者: 虚空
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