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5つ星のうち 5.0
アメリカってこんな国・・・。, 2004/5/5
レビュー対象商品: ボウリング・フォー・コロンバイン [DVD] (DVD)
コロンバイン高校銃乱射事件からはじまり、マイケルの生まれ故郷でもあるフリントでの6歳の少年による銃殺事件などを基に、銃社会アメリカに対する素朴であるが、しかし誰もが抱くであろう「なぜアメリカは世界第一の銃犯罪大国になってしまったのか?」という疑問をマイケル・ムーア流に解明していく。コミカルであるが、一方で真剣にこの疑問について取り組むマイケルのジャーナリスト魂のようなものを感じた。銃社会というアメリカの側面からアメリカの本質をうまく導き出していると思う。しかし、マイケル自身の答えが明らかになっていないことはすなわち、その答えが一つでなく、このドキュメンタリーを見た人間一人一人に考えて欲しいというマイケルなりのメッセージなのだろう。アカデミー賞での「恥を知れブッシュ」発言も含めて星5つ。
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5つ星のうち 5.0
アメリカ人が見ないと意味がない, 2003/5/4
レビュー対象商品: ボウリング・フォー・コロンバイン [DVD] (DVD)
映画は大体レンタルまで待つ方だが、この作品はぜひ劇場で見なければと前々から思っていた。 実際、テーマを持つドキュメンタリーということで娯楽映画によくある脚本と論理の破綻に苦しまずに済んだ。 テーマは、なぜアメリカは銃による犯罪の死者が世界一多く、そして未だに増え続けているのか。 マイケル・ムーアはコロンバイン高校での惨劇を機に、改めてアメリカの抱える病巣の深刻さに問題意識を新たにする。 このドキュメンタリーの主体は考証ではなく、ムーアの行った事件の関係者や、その延長線上にある人や、あまり関係のなさそうな人たちへの取材で組み上げられている。 その過程でシュールな質問を飛ばして意外な角度から掘り下げてみたり、「敵」を次々と探し出しては警戒する白人を風刺したアニメーションを挿入したり、さすがに話題性を帯びるだけのペースのよい展開でしっかりと観客をつかんでいる。 けれどもやはりユーモアでは覆えない傷の深刻さは、取材の真剣さから伝わってくる。 「安全のため、家族を守るため」に持つ銃は次々と犠牲者を生産し、その入手の容易さから犯罪者の低年齢化に加速をつけていく。もはやそのような名分は信じられるものではないのに、「票」か「利権」か「信念」か、考えるべき立場の者が考えようとしない。 逆に犯罪が増すごとに「恐怖」は倍増し、煽られた人々は「安全のため」銃器を買い込む。 果たして答えは出てくるのか。 この映画は最終的に「答え」を出すのは観客という仕組みになっている。これは結果を求める性質の問題ではなく、アメリカの人々に考えてもらわなければならないというのがムーアの出した「答え」だろうか。 ただ恐怖は思考を停止させる。9月11日から延々と続く「空気」がある。「だってアメリカは狙われているのよ」と返されれば普通に議論ができなくなる。そういう「空気」を壊すのはさすがに映画一本では無理だ。 現実の方に変化が出ない限り。
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5つ星のうち 5.0
アメリカの銃社会の病巣に挑んだ作品, 2007/3/16
レビュー対象商品: ボウリング・フォー・コロンバイン [DVD] (DVD)
交通事故でなくなる方より銃で撃たれてなくなる方のほうが多い国アメリカの銃社会の病巣に真っ向から挑んだ 作品、出だしの銀行にムーア氏が新しい口座を開きに行くシーンから始まる。 この銀行のサービスが新規の口座を 開く顧客には銃のおまけ付く。 支店の地下に武器庫があってカタログの中から好きなのが選べる。 また、 担当者も銃に詳しいこと。 ムーアが「この銃で銀行強盗に来たらどうします?」とつっこみを入れても無視される。 それだけ銃が蔓延している社会:アメリカの問題は何かを、明らかになっていきます。 本当の問題は、銃ではなく、人々に恐怖・不安心理を煽る傾向があること、それが銃の拡販に利用されていること が同じ銃が社会のカナダ(狩猟が盛んな国)との比較等から明らかになっています。 一般のスーパーで無制限に弾が売られている現状や、貧困の問題、マスコミがセンセーショナルに煽るだけで本当 の問題に焦点を当てようとしないこと、当時全米ライフル協会の会長チャールトン・ヘストン氏への押しかけインタ ビューでの人種差別発言等、アメリカ社会が抱える問題が明らかになっていきます。 日本がアメリカ化されていく中、一度は観ておくことをお勧めします。
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