1996年、ANGRAの2ndアルバムです。
1st「Angels Cry」では、
「ヘヴィーメタルとクラシックの融合」に、「ブラジル民族音楽」フレーバーを少々といった感じでしたが。。。
この2nd「Holy Land」では、
「ヘヴィーメタル」「クラシック」「ブラジル民族音楽」の三者を、三位一体とした音楽になっています。
特に、「ブラジル民族音楽」の占める割合が、かなり多くなり、「サンバのリズム」や「エスニックな旋律」が多く見られます。
ブラジルの現地ミュージシャンが、多く参加しています。
楽器パートも、ヴィオラ、フルート etcのクラシック系の楽器から、
ブラジリアン・パーカッション、コンガ、ディジェリドゥー etcのエスニック系の楽器まで入っています。
なお、全体のアレンジや、各パートとの兼ね合いetcについては、
おそらく、「クラシック畑のAndre Matos」&「Jazz畑のKiko Loureiro」の両者の尽力が、かなり大きかったのでは?と思います。
歌詞は、「ブラジルの文化・過去・将来」 etcの、ブラジルについての内容になっています。
アルバム・タイトル「Holy Land」ついて、
Andre Matosは、
「Holy Landは、実際にある国ではなく、人々の心の中にある国なんだ。」
「人間がアートによって本来の姿を見出してほしい」。。。と語っています。(ライナーより引用)
ANGRAにとっての「本来の姿」
。。。ルーツである「祖国・ブラジル」 & バンドの愛する音楽「Heavy Metal」を見事に表現したアルバムです。
アルバム内容は、かなり前衛的だと思いますが、それだけに貴重な音楽です。
「ANGRAファン」「Andre Matosファン」は、もちろんオススメです。
また、「ANGRAファン・Edu派」「現代音楽 & 民族音楽の融合を聴きたい人」にも、是非試してもらいたいです。
「聴き応え抜群!」の力作です!
アメリカン・インディアンがルネッサンス時代の音楽に出会う場面、
tr. 1 "Crossing"(雨の音 〜 パレストリーナのO Crux Ave)から、静かに幕開けます!
(参考)
日本盤は、ボーナストラック「Queen of the Night」収録。