この巻ではショウゴの真の強さが見られます。彼は肉体的にも、精神的にも
本当に強いということを証明してみせてくれました。
親友がいることの大切さを、この本は教えてくれているのだと思います。
最初は傷を舐め合うだけでも、やがてお互いを磨きあうライバルとなり
そして高い精神性を共有し合う存在へと昇華する。それが伝わってきました。
私にもそんな奴がいますが、彼がいるから人生が充実しているのだと今になって
思います。大切なものはそもそも最初からは気づきにくいものなのかもしれません。
そして、神代にとって一番の師であり一歩先を行く伊沢マサキ。彼の周りには
多くの仲間がおり、団結した時の彼らの勇気は何者よりも強かった。
人を惹きつける魅力を持つことはそのまま強さに繋がることなんだと、作者が
言っているように思いました。
ただ、ストーリーの都合上で惨さにブレーキがかけられており、現実感が薄れた気は
しました。