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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
イヤな一冊だけれど、こういうのが出ちゃう社会がもっとイヤ,
By うろ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ホームレスのススメ (単行本)
「こんな悲惨な生き方しかできない社会を作ったのは国だ。となれば、どうせ守るものなどない単身者にできるせめてもの【意趣返し】、すなわち国や自治体に対するイヤガラセとして、ホームレス化を勧めたい」…という内容の一冊。 内心、複雑な心境で読んだ。 著者の、少なくとも本書で自説を開陳しているアティテュードは、率直に言って不快で、到底好きにはなれなかった。幼稚さ全開のふてくされっぷりを見ると、説得力の有無以前の話として情けないやら、腹立たしいやら、な気持ちになってしまう。「自分は寄付という行為が大嫌いなので、絶対にしない」という主張も、それは著者の自由だが、その自説の(言語的な)表現の仕方ががあまりに子どもじみていて、はっきり言って軽蔑の念すら覚えた。 また、単に文章力がないだけなのか、そもそも根本的に知性に欠けるのかは知らないが、日本語のクオリティが悲しいほどに低い。誤植と思われる部分も多々あったが、「家が痛む」という表現に関しては繰り返し登場したので、多分この人が「傷む」が正しい表記だということを知らないんだろうと推察。全体的に、もう40才も過ぎたいい大人の男性の書いた文章としては、見苦しいことこの上ないお粗末な文章だった。 と、ぼろっかすにこき下ろした上で、それでもこういう主張をする人が出てくる、という事実それ自体は【理解できてしまった】ことが一番悲しい…。 こういう本が出てくるような社会が情けないし、また、こういう本を書こうと思った著者についても、彼自信にシンパシィは感じないにせよその動機の部分に一定の理解・共感ができてしまうのが、実に残念だ。 先日別の本のレビューに書いた一文をここに繰り返す。 もうほんとにやだ この国。
2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
こんな理屈では誰も説得も誘導もできないよ!,
By 通りすがり (日本) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ホームレスのススメ (単行本)
『地下銀行』という本を新風舎より出版し、その続編も自費で出版し続けている著者のちょっと気になるタイトル本。最初のレビューが厳しい内容ながらも★3つとしていたので購入してみました。本書における「ホームレスのススメ」というのは「高級ホームレスになろう」ということ。著者の言う「高級ホームレス」とは「全財産で軽く億単位の金はある。自分の金は百パーセント自分のもの。税金、年金、公共料金などを払うのは馬鹿げたことであり、ビタ一文、支払う気がなく、計画的に行方不明になりホテル等で暮らす人」だそうです。「高級ホームレス化は、国や社会やエリートに対するテロ」と著者は位置づけ推奨する。 「高級ホームレスになろう」と、約100ページに渡って持論を展開するのだが、著者自身が高級ホームレスを実践したわけではなく、机上の遠吠えです。 それだけではない。「私は資質・体力的に高級ホームレスにはなれない」と書いている。これではまったく他人を説得できないでしょ。無能な官僚や無駄な公共事業に疑問を感じるのは筆者も著者と同じ。しかし、この本の著者の場合、地道に働いてのワーキングプアなのではなく、投資やコンサルタントなどで楽して稼ごうとした結果のプアと思われます。本書には随所に「でかい儲け話」や「500億」というわけのわからない単位が出没するが、同時に実にセコく幼稚な方法で「年間30万円」浮かす話を説く。この落差・矛盾には失笑するだけ。 読了するとこの本の執筆動機はもっと浅いところにあることがわかる。著者は40を過ぎた独身男性。結婚相談所などに登録しても結婚できない原因を「女性の男性に対する理想の高さ」などに転嫁している。そして、幸せな家庭を築けない憂さを「ホームレスになり、年金・税金等の支払を拒否する」という方法で晴らそうと主張し、同調を求めているのだ。その心の歪には最近の通り魔事件に結びつくような臭いすらある。
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