10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
テキトーは意外に難しい, 2008/4/22
レビュー対象商品: ホーホケキョ となりの山田くん [DVD] (DVD)
「適当」という文字を改めてみれば、「適度に的を得ている」という言葉になるのに、普段「適当だな」とか言うと、かなり否定的な響きに使われている感じがする。
「となりの山田くん」で高畑監督が意味したのは、ジプリの前作である宮崎監督の「もののけ姫」に対してのアンチテーゼということらしい。
「生きろ!」ではなく「適当」というわけだ。
それでは「となりの山田くん」の「適当」はどうかというと、ある意味、時代の病に深く関わった必然としてあらわれ現在に再生されたものではないかという気がする。
「生きろ」で力が湧いて来る人は、きっかけがあれば自分の足で立ち荒野にひとりで旅することもできる人だ。
一方「慰め」が関係から必要とされる人の心の疲労は、実はもっと身近で日常的で切実な出来事かもしれない。
そんな人は自分の中から「適当」の感覚の記憶の浮上を必要とする人だろうか。
先入観を捨て、実際の「頑張る姿」を直に見つめてみると、意外に自分から望んだものなのか、環境と刷り込まれた観念より圧力を加えられて、むりじいしている姿なのかわからなくなるものかもしれない。
「適当」は真ん中の「感覚」を意味するものだろう。
「勝つことの夢」、その過程が時に他者を排除し傷つける、容赦ないイボ猪の突進のようであったりすることもあるかもしれない。
それは他者のみならず自らもを破壊することもありうるかもしれない。
「適当」はそうテキトーに誰もが持ち合わせているとは言えない、絶妙なバランス感覚だ。
そんなめんどくさい映画なのかと思われるとこまるが、映画とは全く別物の感想、変な先入観を与えたらこりゃ適当じゃない。
実際、子供達がよく笑う楽しい日常的なギャグセンスの笑いに満ちた映画である。
お母さんの声優役、朝丘雪路が素晴らしい。それから矢野顕子の素敵な歌も楽しい。
44 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
庶民って素晴らしい, 2004/10/5
レビュー対象商品: ホーホケキョ となりの山田くん [DVD] (DVD)
映画館でこの作品を観たとき、
登場人物の一挙一動に映画を観ているほぼ全員の人達が老若男女、知人他人関係なく同時にツッコミを入れておりました。(関西圏だからか?)
タイトル通り、隣に住んでそうなおかんとおとん、ばあちゃんに子供たち。それから無愛想な犬。
いやいや、隣どころか自分の家にすでに居そうです。
ケセラセラを超ソプラノで熱唱するおかん!いるよなぁ・・・
コケ説、駄作説多いようですが、
登場人物に見ず知らずの人々が仲良くツッコミいれちゃうような作品、これって駄作ですか?
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
結構ハマリます☆, 2003/7/16
レビュー対象商品: ホーホケキョ となりの山田くん [DVD] (DVD)
見る前は「これがジブリか~?!」と思っていたのですが、見てビックリ☆結構おもしろかったです!!
一言で言えば“庶民的”です!
山田くん家で起こった出来事が淡々とつづられています。
その出来事が「あ~あるある!!」という感じで、我が家の風景とかぶり笑えました。
多分、そういう方は多いのではないでしょうか?
“日本のごく普通の家”が本当にほのぼのとしていて時間がゆっくりと流れる感じがします。
この映画は家族で見るのにオススメです☆笑えますよ☆