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ホーダー 捨てられない・片づけられない病
 
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ホーダー 捨てられない・片づけられない病 [単行本]

ランディ・O・フロスト , ゲイル・スティケティー , ナショナル ジオグラフィック , 春日井晶子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「捨てられない」は病気かもしれない?
整理整頓が苦手な人と、ホーダーの境界線はどこにあるのか。


ニュースでも度々話題になるゴミ屋敷。病的なまでにモノを溜めこむ「ホーディング」行為はなぜ止められないのか。生活の破綻や社会問題を引き起こし、誰の心にも多少はある「捨てられない」執着が、病的なレベルに至るのはなぜなのか、解決策はあるのか? 具体的な例をあげ、原因と対処法をさぐる。
著者は10年以上にわたりホーディングを専門に研究してきた、数少ない専門家。


【目次】
プロローグ:コリヤー屋敷の死体
1章 ゴミの山また山
2章 持ち物が人を語る~持つこと、集めること、溜めこむこと
3章 驚くべきガラクタ
4章 塹壕と繭~自分を守ること
5章 私の欠片~アイデンティティと愛着
6章 救出~飼い主のいない動物を助ける
7章 幸運の川
8章 苦しみを避ける
9章 おまえなんかにわかるもんか
10章 枝の多すぎる木~遺伝学と脳
11章 家族の中の溜めこみ屋(パック・ラット)
12章 それ、私のよ!~子供のホーディング
13章 持つこと、在ること、そしてホーディング

内容(「BOOK」データベースより)

「片づけられない!」誰でも経験したことがあるこの問題が、生活困難にまでエスカレートしてしまうのはなぜなのか。片づけができない原因の1つとしてADHDは知られるようになったが、原因はもちろんそれだけではない。また本書では、ホーダー自身の事例のみならず、家族がホーダーである場合、ホーダーの親を持った子供への影響、子供によるホーディングなども取り上げる。積極的にホーディング問題に取り組んできた第一人者が、物質社会特有の病をさぐる。

登録情報

  • 単行本: 368ページ
  • 出版社: 日経ナショナルジオグラフィック社 (2012/1/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4863131313
  • ISBN-13: 978-4863131316
  • 発売日: 2012/1/30
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
精神医学系ノンフィクション。症例報告というよりは、オリヴァー・サックスの
読み物に近い。サックスが面白い方にはお勧め。

結果的にゴミ屋敷でも溜め込む理由が違うんだな。モノが記憶のインデックスに
なっていて手放すのが人生の一部を失うタイプの人。モノの有効利用できないことが
自分の損に感じられて手元から放せない人。情報を紙メディアに載せたまま山にして、しかし
それを有効利用できて成功した自分のイメージから逃れられない人。
著者のすごいところは、こういう人たちをそれでも愛していることだ。

散らかり加減の客観的指標として学生たちと、ゴミ屋敷の一部屋を再現して、
写真を撮り、いくつかの散らかりヴァージョンを作ったエピソードや
留守番電話に吹き込む情報の取捨選択が全くできないところから
相手のホーダーなところを察知できるところなど、面白い話が多い。
まず、何から話すべきか全く選択できない人は、確かに捨てられないタイプだ。

片付け指南の本ではない。身内にうんざりさせられている人の気休めにはなるかも。
長期的には本人に捨てる練習をさせた方が安上がり、という結論なのだが
それにつきあうのは至難の業だよ。赤の他人、全くの第三者じゃなきゃ無理。
本人がこの世を去るのを待っている人が大勢いるだろうね。

発行が古いが、春日武彦の「病んだ家族、散乱した室内」もゴミ屋敷な話。
公的援助者視点の本で、こちらもお勧め。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自慢ではないが、部屋が汚い。片付けるのが面倒なので、数年前から人を招かないことに決めた。原因はわかっているつもりだ。不用品はどんどん捨てるし買いもしないけれども、まだ使っていない多くの物、特にまだ読んでいない多くの本がキャパシティ以上にあるからだ。

きれいな部屋の写真を見ては憧れ、整理ノウハウの本を読んだりもしたが、「本を処分しないで」解決する方法は見出せなかった。「片付ける(取捨選択・分類する)」ことを考えるだけで頭痛がして気分が悪くなり寝込んでしまう。結果、そのまま放置である。

ところが今回この本を読んでみて、ホーダーと呼ばれる“物を集めて捨てられない症状の人”の心理と、通底するものがあると思った。いつか使うだろう(読むだろう)という可能性に固執する、思い出を偏愛してそれに連なる物を保存しておく、など。

思考パターンは、自覚すれば変えられるのだと、本書中に登場する例を見ればわかる。より問題なのは、器質的にそれが不可能な人なのだろうが、そうではないホーダーは物を失うことのハードルの低ささえ理解できれば、解決の糸口をつかめそうに思った。本書にはADHDや強迫性障害、トラウマやストレスによるものなど、多様な例が載っていて、明らかに自分とは違うと分かるものも多かったが、「まず心理的にどういう負担がつっかえ棒になっているのか」がすっきりと分かったことで、得るものがあった。

とはいえ、いまだに、本を捨てる勇気はない…。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ホーディング(ゴミを片付けられず貯めこむ)の方が
アメリカでは600万人以上いるのではないかと伝えている。

なぜホーディングに至ってしまうのか?
多角的に問題を捉えていますが、要約すれば、

あまりに細かい事象に拘りすぎ、全く関係のない事柄にも
注意が向き、頭の中で整理できず、すべてが大切に思え、
また見えてしまい、結論を導き出すことが出来ず、
すべてが大切という「ループ状態」になり、
その状態を断ち切ることが出来ない。
よって捨てることが出来ない。
どれも、何でも大事だから・・

医学的には強迫性障害(OCD)の
強迫性貯蔵症(ホーディング)と
小難しい言葉になります。

読後は「意志とは?」と哲学者気分になるかもしれません。
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