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著者は最初に「この理由は3つある。第一に・・」という口癖をつける事だという。この方法で曖昧な理由で物事を主張する事を避けることができる。そしてこれは理由は少なくとも3つは必要だという事でもある。次に、物事にノーを突きつけて、「現状はおかしい。改めるべきではないか」と物事を自明の理と考えない事だと説く。
何が起こっているかは一目でわかるが、何が起こっていないかはわかりにくい。起こっている事と起こっていない事。著者はこのようなあい反する事柄を二項対立と呼びホンモノの思考力の根幹に置く。
多くの日本人が理論的に思考することに慣れ、正当な裏付けのもとに日常的に政治や社会について議論できる社会が到来すれば、日本はもっと世界的にも成熟するのではないか。「頭がいい人、悪い人の話し方」では墓穴を掘ってしまった著者だが、こちらは理論的にまとまっている。
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