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何かが抜けていませんか。そう、自己責任で金持ち父さんでゴミ投資家はいいのですが、いきなりそこで個別銘柄や個別商品の話に行く前に、全体としてどういう人生設計の下で、どういう資産形成をしていくのか。そうした中でトータルでどの程度の株や債券を買うのかを考えていかないと、必要以上にリスクをとったり、恐怖感に背中を押されて詐欺的な商品に手を出したりしかねません。
本書は、その「金持ち父さん」と「テクニカルチャート」の間をつなぐリスク管理の基本について、非常に分かりやすく述べた本です。あまりにも記述がくだけており、真面目に取り合う気になれない人もいるかもと思いますが、内容は、資産形成ものの類書よりよほど理論的な裏づけがしっかりしており、非常にまっとうなものであると思われます。少なくとも、この手の本で必ず注意すべき、現状依存的な脅しやごまかしの類が抑制的に扱われ、バランスを取った記述になっている点だけでも、高く評価すべき本であると思います。最終章のPTに関する記述など、よく陥りがちな間違いをさらっと指摘している点、目の覚めた思いをすること請け合いです。
資産運用で何かをしなきゃ、とあせっている人にこそお薦めの本です。
●投資の際は、運用通貨のインフレ率に注意。
→利子率の高い、豪ドルだが、実際はインフレ率が高いのでは... 続きを読む
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